秋と言えば、
食欲の秋、性欲の秋、睡眠欲の秋、
まぁ秋ともなれば人間何故かは分かりませんがデザイヤーがもりもり沸きあがるものです。

それは人間のSAGA。逆らってはなりません。

きたる極寒の冬にむけ、食べたいだけ食べればいい。
眠りたいだけ眠ればいい。
腰がぶち壊れるくらいファックすればいい。
(余談ですが、僕の友人に、童貞なのにヘルニアになった憐れな男がいます。)

だが、僕はあえて声を大にして言いたい。

秋は芸術のためにある、と。

いやいや笑わないでほしい。
「ブログでチンコとかまんことか書き殴ってるやつが文化?芸術?プギャー!」
とか言うのはホントよしてほしい。
確かに、卑猥なことも書いた。たっぷり書きたくった。
でもあえて僕はそれも含め芸術なのだ、といいたい。

心持ち豊かに、溢れる情緒感、パッション、忘れかけていたこの気持ち、そういったものを卑猥な単語で表現してみたかったわけですよ。

世の中キレイごとだけじゃ渡っていけない。時として非情な手段をを用いることも必要。
だが現状ではエロ表現は公序良俗に反していますので、世間ではタブー視されている。
しかしである。

村上龍の「かぎりなく透明に近いブルー」を読んだことがありますか?
渡辺淳一の失楽園を読んだことがありますか?

無論、このブログを読んでらっしゃるのは知的階級の高い高貴な方ばかりだと確信しておりますので、問うのは野暮だと分かっております。

そう、それら全ての小説には所謂「卑猥」な表現がふんだんに含まれております。しかし、それは主題を的確に伝えるために必要だからこそそういった表現がなされているのです。

決して「とりあえず、フェラティーオとか書いとけば男が食いつくだろ。しょーもな。」といった安易なマインドから単語が書きこまれるのではありません。

あくまで、芸術のためなのです。

こう言うと、「じゃー芸術ってなんやねーん。」

というツッコミが入りそうですが、これは個々人の受け取り方次第で変わってくるので、厳密には定義できません。少なくとも僕には。広辞苑先生は知ってるらしいけどね。

ただ、僕が「考えている」芸術とは、人の心を豊かにするものだと思います。

それがどんなに汚い絵であろうと、拙い文章で綴られた小説であろうと、音程の外れた独唱であろうとも、心の琴線にチリっと触れただけでも、それは芸術たりえるのだと思います。

人間とはロジックだけでなく、感情も持って生きています。
ともすればこのストレス社会で身も心もズタボロ、自分なんて古びた布切れのようにヒラヒラとした、安定もしていない、よれきった存在でしかないのかもしれない、と思うこともあるやもしれません。

しかし、そんなへこたれたマインドに明るく光をさすもの、
それがアート。

ある人にとっては音楽かもしれないし、またある人にとっては絵画かもしれない。もしかすると読書かもしれない。
なんだっていい。

そういった精神的活動によって心が豊かになる。これがアートの力。(リキ)

そして僕が言いたいのは、その芸術の要素にエロスは含まれて然るべきである、ということ。

というのもエロはとっても分かりやすいから。万人共通。ISLM分析がどうとか言っても分かる人にしか分からないが、マンコとチンコでおセックス、とくればそりゃもう誰だって分かる。

ですから人に何かを表現する時、非情に便利なツールなんですよ、下ネタというのは。なんたって誰でも分かるからね。

であるから、その誰でも分かる(しかも第一次欲求レベルで)下の表現は芸術には切っても切り離せないものなんですよね。

というのも芸術といっても誰にも理解されないのでは哀しい。
誰かに伝えたい、残したいからこそ表現をするのであって、独善的なオナニーとはちょっと趣を異にしている。

であるから共通言語である下を使って分かりやすく、ものごとを表現する、これは至極全うな考え。無論、表現する手段ではなく、それ自体が目的になる事も多々あろう、それでも良い。それが人の心を豊かにすれば、それは芸術たりえると、僕は思う。

そういった意味で僕がマンコとかチンコとか手淫とか書くのは別に問題ではないと言えるわけですよ。あくまで、芸術というカテゴリーでの話ですけどね。

で話は、秋は芸術のためにある、まで戻りますが、

今考えたら年中本も読むし、音楽も聴くから別に秋だからと言って芸術!アート!爆発!と声高に叫ぶ必要もないですかね(^v^)

つーか「食欲の秋!」とか言ってるやつ、間違いなく年がら年中腹ペコだろ…。

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あとがき…このブログのどこが芸術的なんだよ…、という鋭いご指摘にはこの際耳をつむります。ついでにアナルも閉じます。

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