相手を煙に巻く方法。
2006年11月21日 エッセイ
どうも、戦後まれに見る屑こと盛男です。
今日も今日とて相変わらず包茎です!
そんな屑の僕でも中学生のころは神童と呼ばれておりまして、
例えば普段の会話で、
「今年のウインターベイケイションはなにをしようか未だに予定が未定だよ。」
などと本格的なイギリス語を織り交ぜながら神童の片鱗をボンクラのド餓鬼に見せ付けておりました。
「ふつーに冬休みってゆうたらええやん!」
と言われても、
「僕も時世が国際社会だということは自認しているからね。
時代は英語。トレンドはガンガンとりこんでゆく。
これが僕のやり方さ。」
と国際化の意味もまったく分からず雰囲気だけで喋っていました。
ちなみにいまだに国際化の意味がよく分かりません。要するにアメリカマンセーなんでしょうか?
しかし田舎のド餓鬼はそういう意味の分かりづらい、それでいて高尚な雰囲気のあるオピーニオンに無条件に弱いので、
「さすが盛男や。やっぱり一味ちゃうわー。」
と何も考えず得心。僕もますますつけあがる。
「はは、でも決して日本の文化も忘れてはいけないと思うよ。
日本には素晴らしい文化がたくさんある。
それらへのリスペクトのマインドを 忘れてしまうと、
その瞬間、 我々は日本人ではなく、ただの模倣者に成り下がっ てしまう。
大事なのは、バラーンスさ。」
「でもそう考えると、日本語の中に英語を入れるのは間違ってる んやないの?
文化をリスペクトするなら、日本語はきちんと使わんとアカン やん。」
(グッ!痛いとこを!)と心の中では痛恨の叫び。
しかし神童と呼ばれる盛男。ここはそんな意見など全力で反駁。
「たしかに。だが今僕が試みているのは実験のようなものさ。
日本語とイギリス語のハーモニー。これの実験。
目的はいわずもがな日本文化と英語の融合。
今のところ結果は出てない。結果は乞うご期待。」
「なんかはぐらされたみたいでアレやけど、まぁ実験がんばりやー。」
「センキュー。」
とまぁこんなことが中学時代にあったのですが(神童はウソ。ホントはただのチン棒)、
実際は本で読んだ断片的な知識を適当に散りばめ、
相手を煙に巻いているだけであります。
この相手が知らないと思われることをベラベラっと喋り、相手を煙に巻く、という方法はなかなかどうして自分の主張を通すときに使えます。
人は自分が知らないことに関しては不安を感じるもので、その不安に対してプレッシャーをかけると、存外簡単にへこたれてしまうものです。
そしてなぜか、その自分が知らないことを知っている人がとても物知りで、立派な人に思えてしまいます。
本当は適当なことを喋っているかもしれないし、喋っている内容も薄いかもしれないというのに。
例えば教師が典型的な例かもしれませんね。大なり小なり人には教師に対する尊敬の気持ちはあると思うのですが、
そのマインドを構成する要素の一つに、その教科を教えてくれたから、というものがあると思います。
それは僕たちがその科目に対して殆ど無知で、その無知の前では教師の持っている知識量はどうしても膨大なものに見えてしまい、
「くそ、こいつはこの科目に関しては教師なだけあってスゲーな…。それに比べ俺ときたら…。」
と自分を卑下してしまうことになります。
そして教師はもとからある年上である、社会的にそこそこのポジションである、知識はある、ということで生徒を問答無用で抑圧しようとするのです。
また上述の「年上、社会的ステータス」も全ては知識がある、年下よりも経験がある、という暗黙の了解のもと尊敬に値するとされているのです。
つまりは得体知れない知識とやらが人間に権力を待たせるわけですね。
ということで、人を言い負かしたいとき、尊敬されたいときはとにかく情報、知識が重要になってくることは分かってもらえたと思います。もちろん、論理的にそれを並べる必要もありますが。
まぁ僕は特にこれといって誇れるような知識も経験もありません。
それゆえ屑なのですが、まぁただひとつ誇れるものといえば、
この年(20歳)まで童貞を守り通してきた、というところですかね。
素晴らしい学者、知識人でもなかなか童貞を貫徹して守りきっている人はいないのではないでしょうか?
彼らは一時の快楽におぼれた。
それはマン濡って何?っつーウブな心を失ってしまい、性交にたいする心踊るような期待感を忘れてしまった、
という点で大きな損失であることに疑いの余地はありませんよね?
ですから、これから僕が人に議論をふっかけるとき、ふっかけられたとき、
「君は童貞かい?」
と訊き、その上で相手が「違うよ。」
と答えたら、
「君は僕とは分かり合えない存在のようだ。
大切な童貞をおいそれと失った君と、
それを断固守り続けている僕とは、あまりに価値観が違いすぎるに決まってるからね。」
といい、かっこよく煙に巻いてやろうと思います!
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そんな屑の僕でも中学生のころは神童と呼ばれておりまして、
例えば普段の会話で、
「今年のウインターベイケイションはなにをしようか未だに予定が未定だよ。」
などと本格的なイギリス語を織り交ぜながら神童の片鱗をボンクラのド餓鬼に見せ付けておりました。
「ふつーに冬休みってゆうたらええやん!」
と言われても、
「僕も時世が国際社会だということは自認しているからね。
時代は英語。トレンドはガンガンとりこんでゆく。
これが僕のやり方さ。」
と国際化の意味もまったく分からず雰囲気だけで喋っていました。
ちなみにいまだに国際化の意味がよく分かりません。要するにアメリカマンセーなんでしょうか?
しかし田舎のド餓鬼はそういう意味の分かりづらい、それでいて高尚な雰囲気のあるオピーニオンに無条件に弱いので、
「さすが盛男や。やっぱり一味ちゃうわー。」
と何も考えず得心。僕もますますつけあがる。
「はは、でも決して日本の文化も忘れてはいけないと思うよ。
日本には素晴らしい文化がたくさんある。
それらへのリスペクトのマインドを 忘れてしまうと、
その瞬間、 我々は日本人ではなく、ただの模倣者に成り下がっ てしまう。
大事なのは、バラーンスさ。」
「でもそう考えると、日本語の中に英語を入れるのは間違ってる んやないの?
文化をリスペクトするなら、日本語はきちんと使わんとアカン やん。」
(グッ!痛いとこを!)と心の中では痛恨の叫び。
しかし神童と呼ばれる盛男。ここはそんな意見など全力で反駁。
「たしかに。だが今僕が試みているのは実験のようなものさ。
日本語とイギリス語のハーモニー。これの実験。
目的はいわずもがな日本文化と英語の融合。
今のところ結果は出てない。結果は乞うご期待。」
「なんかはぐらされたみたいでアレやけど、まぁ実験がんばりやー。」
「センキュー。」
とまぁこんなことが中学時代にあったのですが(神童はウソ。ホントはただのチン棒)、
実際は本で読んだ断片的な知識を適当に散りばめ、
相手を煙に巻いているだけであります。
この相手が知らないと思われることをベラベラっと喋り、相手を煙に巻く、という方法はなかなかどうして自分の主張を通すときに使えます。
人は自分が知らないことに関しては不安を感じるもので、その不安に対してプレッシャーをかけると、存外簡単にへこたれてしまうものです。
そしてなぜか、その自分が知らないことを知っている人がとても物知りで、立派な人に思えてしまいます。
本当は適当なことを喋っているかもしれないし、喋っている内容も薄いかもしれないというのに。
例えば教師が典型的な例かもしれませんね。大なり小なり人には教師に対する尊敬の気持ちはあると思うのですが、
そのマインドを構成する要素の一つに、その教科を教えてくれたから、というものがあると思います。
それは僕たちがその科目に対して殆ど無知で、その無知の前では教師の持っている知識量はどうしても膨大なものに見えてしまい、
「くそ、こいつはこの科目に関しては教師なだけあってスゲーな…。それに比べ俺ときたら…。」
と自分を卑下してしまうことになります。
そして教師はもとからある年上である、社会的にそこそこのポジションである、知識はある、ということで生徒を問答無用で抑圧しようとするのです。
また上述の「年上、社会的ステータス」も全ては知識がある、年下よりも経験がある、という暗黙の了解のもと尊敬に値するとされているのです。
つまりは得体知れない知識とやらが人間に権力を待たせるわけですね。
ということで、人を言い負かしたいとき、尊敬されたいときはとにかく情報、知識が重要になってくることは分かってもらえたと思います。もちろん、論理的にそれを並べる必要もありますが。
まぁ僕は特にこれといって誇れるような知識も経験もありません。
それゆえ屑なのですが、まぁただひとつ誇れるものといえば、
この年(20歳)まで童貞を守り通してきた、というところですかね。
素晴らしい学者、知識人でもなかなか童貞を貫徹して守りきっている人はいないのではないでしょうか?
彼らは一時の快楽におぼれた。
それはマン濡って何?っつーウブな心を失ってしまい、性交にたいする心踊るような期待感を忘れてしまった、
という点で大きな損失であることに疑いの余地はありませんよね?
ですから、これから僕が人に議論をふっかけるとき、ふっかけられたとき、
「君は童貞かい?」
と訊き、その上で相手が「違うよ。」
と答えたら、
「君は僕とは分かり合えない存在のようだ。
大切な童貞をおいそれと失った君と、
それを断固守り続けている僕とは、あまりに価値観が違いすぎるに決まってるからね。」
といい、かっこよく煙に巻いてやろうと思います!
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