バイト中あまりに暇だったので、ネットでテロテロとニュースサイトを徘徊していたところ、今日における最大の関心事は少子化問題なんだなあ、と思った。

皮肉なのが、柳沢伯夫厚労相の「女性って、詰まるところ子供を産む機械じゃないっすかww」(多少の脚色はございますが)というセンセーショナルな発言が国民・マスコミの興味を少子化問題へ向けさせた事だ。

言わばあれは失言だったはずなのに怪我の功名か、
あの発言で思い出したかのようにマスコミは少子化問題の深刻さを切々と我々に訴えるようになった。


これが厚労相の作戦だったとしたら、なるほど、政治家というのは人格を売ってでも一国の為に身を尽くすという点で素晴らしい人物なのだなあ、と思わずにはいられない。
つい最近にも

「子供が二人以上いる家庭は健全ですよね。常識的に考えて。」(多少の脚色はありますが)

という明らかにマスコミの狂喜しそうな発言をブチかましましたし。

先日わたくしこと盛男はこのブログで散々に柳沢伯夫厚労相を糾弾しましたが、あれが危機感からでた捨て身の作戦だったとしたら、僕はまんまとその作戦に引っかかったしょーもない大衆のひとりだった、ということになります。

でも僕はそれでいい!
というのも
少子化問題というのはそれはそれはドエライ問題で、
子供の数が減ると単純に考えて年金、介護、医療といった社会社会保障そのものが成り立たなくなる可能性が高く、また労働力不足や税収の落ち込み、経済力の衰退までも招くこととなってしまうのだ。
そんな目茶目茶に大変な問題に、
僕たち一般市民の興味がむかない、というのは由々しき事態である。仮に我々が柳沢のおっさんに担がれていたとしても、
今一度少子高齢社会の根の深さについて再考することは無駄ではないどころか非常に有益であろう。

我々の眼が厳しくなった今、少子化戦略会議の怠惰な姿勢は許されないであろう。



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コメント

AKI
AKI
2007年2月12日0:45

僕は少子化を促進してしまう側だけど
盛男君は少子化を止めてくださいね^^

盛男
盛男
2007年2月13日10:16

ああ、努力するよ。
願わくば、強姦という名の最終手段をとらないで済む事をね。