今まで読んで面白かった漫画と芸術家の条件
2007年9月2日 エッセイ コメント (6)●ロトの紋章
ドラクエ好きでこの作品を読んだ事がない、ってやつはハッキリオレが明言してあげる。君はモグリだ、とね。
ダイの大冒険も天空物語もトルネコも面白いけど、ロト紋にかなうドラクエを素材にした漫画は未だかつて読んだ事ない。
まず、絵がめちゃんこうまい。月刊雑誌で連載してた事もあるのだろうけど、背景や人物の描写が細かく、圧倒的なドラクエワールドを理解するに相応しい、素晴らしい作画でありました。
ふたつに、シナリオが熱い。
まあ、要するにドラゴンボールなんだけれど、それでも分岐点(フラグ)をしっかりと描いており、分かっちゃいるけど感動してしまう、興奮してしまう、そういう少年漫画の王道。
みっつに、キャラクターがしっかり立っていて、どのキャラクターも愛着を持てる、綿密な人物描写。
アホみたいに主用キャラクターを出さずに比較的少数のキャラクターを各自個性を引き出して描くそのシナリオに脱帽。個人的にポロンとか好きでしたね。
●天
まあ麻雀好きで福本好きなら当然でしょう。
もちろん、辺ちゃんもすき。
●金と銀
なぜか福本さんの作品は好き。無論、黒沢さんも好き
●ブラックジャック
まあ、めちゃ好きな漫画、となれば上に挙げたものくらいですかね。
如何せん僕もあまり漫画を読む方ではないので、漫画ヲタの人からみれば「君は漫画を知らなさ過ぎる…」となるのでしょう。
そういう人は是非ともコメントで「この漫画おもろいぞ、読んでみたまえ!」とかなんとか書いて小生に御教授ください。
【作品を語る時に感じる事】
何かの面白さについて書こうとするとどうしても頭が混乱する。
今回はその何かが漫画だったわけだけれども、その何かをはたして自分の感じた、ありのままの興奮・感動・戦慄を率直に言葉もしくは文字で表現することが自分に出来るのか、と考えてしまうのである。
面白かった!とか感動した!
とか書くのは簡単だけど、そんな小学生でも書ける様な事を書いても仕方ないし、なにより、恥ずかしい。
となればある程度凝った表現を用いる事になるわけだが、
それでも結局主張したい事柄が「おもろいねん」だと、やはり意味はない。
たぶん、ブログやなんかで何らかの作品について書くべき最もスタンダードなやり口は
1、その作品のあらすじ、概要
2、なぜその作品に面白味を感じたのか
3、最終的に自分はその作品を通してどういった印象を受けたか
だと思われる。
けど、はっきりいってそんなものを逐一書くのは面倒だし、
レポートみたくなって嫌気がさす。
となればある程度自分流にその作品を紹介、もしくは感想を書く事となるわけだけれど、その方法が難しい。
小説の解説を書いてる作家や評論家も、その小説の作者の経歴をただ並べているだけの人もいるし、わけの分からない身内話をずらずらっと書いてお茶を濁す作家もいる。
たぶん、「解説」という作業を面白おかしくすることはなかなかに難しいのだと思う。
(解説と感想はそりゃまったく別のものだけど、「作品を紹介」する役割を果たす、という意味では同じだ。
どちらも自分の書いた文章を万人に公表する限りにおいて、その作品を知らない人に紹介する運命からは逃れられない。)
作品の感想を書こうと決心した時、何が自分の頭に浮かぶかと言えばそれば当たり前だが自分の持っているその作品へのイメージである。
そして感想をいざ書かんとする時我々はそのイメージを文章に、もしくは言葉に翻訳しなければならない。
その翻訳作業が、困難なのである。
文学も、美術も、建築も、音楽も、すべては翻訳だが、感想を書く事もレベルこそ低いが翻訳だ。
その意味で、素直に脳にある漠然とした情報をアウトプットできる人こそ、優れた芸術家たりえるのであろう。
話が少し脱線した。
脱線ついでにまた関係のない話をするが、最近絵を描き始めた。
ボールペンを使ってスケッチブックにサラサラッと模写してる。
線と線とが交ざりあい、それが徐々に紙の上に表出してゆくその過程が、脳の深部に眠る幽かなイメージや記憶をゆるゆると呼び起こすトリガーのような役割を果たし、とても気持ちいいのだ。
例えばコーラの瓶なんぞを模写している時、今まで飲んできたコーラのことを想起したり、映画で出てきたテキサス州の汗だくのカウボーイが飲みほすコーラ瓶の雫を想起したりと、模写それ自体ではなく、記憶との戯れができることが、絵を描く事の一つの楽しみなのかもしれない。
近頃ではスケッチブックも飽きてきたので、
そろそろ油絵でも描いてみようかなあ、と思う。
題名は好きな楽曲のタイトルにして、
たとえばストーンズの「paint it black」とかいいかな、その楽曲を聴いてイメージしたことをキャンパスに塗りたくるの。
まず真っ黒にキャンパスを塗りつぶして、その上に灰色とか黄色とか赤とかで歪をつくり、最後におたまを使って白のペンキをボタボタこぼして水玉作って完成、ってのが僕の今のプランかな。うん。ごめんなさい。
というわけで、話も脱線事故を起こし、混沌としたまとまりのない様相を呈して参りましたのでこのへんで終わりとさせていただきます。ご清聴を感謝します。
The Rolling Stones - Paint It, Black
http://www.youtube.com/watch?v=-j4XSAX7bWg&mode=related&search=
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ドラクエ好きでこの作品を読んだ事がない、ってやつはハッキリオレが明言してあげる。君はモグリだ、とね。
ダイの大冒険も天空物語もトルネコも面白いけど、ロト紋にかなうドラクエを素材にした漫画は未だかつて読んだ事ない。
まず、絵がめちゃんこうまい。月刊雑誌で連載してた事もあるのだろうけど、背景や人物の描写が細かく、圧倒的なドラクエワールドを理解するに相応しい、素晴らしい作画でありました。
ふたつに、シナリオが熱い。
まあ、要するにドラゴンボールなんだけれど、それでも分岐点(フラグ)をしっかりと描いており、分かっちゃいるけど感動してしまう、興奮してしまう、そういう少年漫画の王道。
みっつに、キャラクターがしっかり立っていて、どのキャラクターも愛着を持てる、綿密な人物描写。
アホみたいに主用キャラクターを出さずに比較的少数のキャラクターを各自個性を引き出して描くそのシナリオに脱帽。個人的にポロンとか好きでしたね。
●天
まあ麻雀好きで福本好きなら当然でしょう。
もちろん、辺ちゃんもすき。
●金と銀
なぜか福本さんの作品は好き。無論、黒沢さんも好き
●ブラックジャック
まあ、めちゃ好きな漫画、となれば上に挙げたものくらいですかね。
如何せん僕もあまり漫画を読む方ではないので、漫画ヲタの人からみれば「君は漫画を知らなさ過ぎる…」となるのでしょう。
そういう人は是非ともコメントで「この漫画おもろいぞ、読んでみたまえ!」とかなんとか書いて小生に御教授ください。
【作品を語る時に感じる事】
何かの面白さについて書こうとするとどうしても頭が混乱する。
今回はその何かが漫画だったわけだけれども、その何かをはたして自分の感じた、ありのままの興奮・感動・戦慄を率直に言葉もしくは文字で表現することが自分に出来るのか、と考えてしまうのである。
面白かった!とか感動した!
とか書くのは簡単だけど、そんな小学生でも書ける様な事を書いても仕方ないし、なにより、恥ずかしい。
となればある程度凝った表現を用いる事になるわけだが、
それでも結局主張したい事柄が「おもろいねん」だと、やはり意味はない。
たぶん、ブログやなんかで何らかの作品について書くべき最もスタンダードなやり口は
1、その作品のあらすじ、概要
2、なぜその作品に面白味を感じたのか
3、最終的に自分はその作品を通してどういった印象を受けたか
だと思われる。
けど、はっきりいってそんなものを逐一書くのは面倒だし、
レポートみたくなって嫌気がさす。
となればある程度自分流にその作品を紹介、もしくは感想を書く事となるわけだけれど、その方法が難しい。
小説の解説を書いてる作家や評論家も、その小説の作者の経歴をただ並べているだけの人もいるし、わけの分からない身内話をずらずらっと書いてお茶を濁す作家もいる。
たぶん、「解説」という作業を面白おかしくすることはなかなかに難しいのだと思う。
(解説と感想はそりゃまったく別のものだけど、「作品を紹介」する役割を果たす、という意味では同じだ。
どちらも自分の書いた文章を万人に公表する限りにおいて、その作品を知らない人に紹介する運命からは逃れられない。)
作品の感想を書こうと決心した時、何が自分の頭に浮かぶかと言えばそれば当たり前だが自分の持っているその作品へのイメージである。
そして感想をいざ書かんとする時我々はそのイメージを文章に、もしくは言葉に翻訳しなければならない。
その翻訳作業が、困難なのである。
文学も、美術も、建築も、音楽も、すべては翻訳だが、感想を書く事もレベルこそ低いが翻訳だ。
その意味で、素直に脳にある漠然とした情報をアウトプットできる人こそ、優れた芸術家たりえるのであろう。
話が少し脱線した。
脱線ついでにまた関係のない話をするが、最近絵を描き始めた。
ボールペンを使ってスケッチブックにサラサラッと模写してる。
線と線とが交ざりあい、それが徐々に紙の上に表出してゆくその過程が、脳の深部に眠る幽かなイメージや記憶をゆるゆると呼び起こすトリガーのような役割を果たし、とても気持ちいいのだ。
例えばコーラの瓶なんぞを模写している時、今まで飲んできたコーラのことを想起したり、映画で出てきたテキサス州の汗だくのカウボーイが飲みほすコーラ瓶の雫を想起したりと、模写それ自体ではなく、記憶との戯れができることが、絵を描く事の一つの楽しみなのかもしれない。
近頃ではスケッチブックも飽きてきたので、
そろそろ油絵でも描いてみようかなあ、と思う。
題名は好きな楽曲のタイトルにして、
たとえばストーンズの「paint it black」とかいいかな、その楽曲を聴いてイメージしたことをキャンパスに塗りたくるの。
まず真っ黒にキャンパスを塗りつぶして、その上に灰色とか黄色とか赤とかで歪をつくり、最後におたまを使って白のペンキをボタボタこぼして水玉作って完成、ってのが僕の今のプランかな。うん。ごめんなさい。
というわけで、話も脱線事故を起こし、混沌としたまとまりのない様相を呈して参りましたのでこのへんで終わりとさせていただきます。ご清聴を感謝します。
The Rolling Stones - Paint It, Black
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コメント
ていうか本名しってるよ!
昔家にハードカバーが全巻あったわwwww
あとらき☆すた(笑)いいよらき☆すた(笑)
ところで盛男氏よ
いまスト3で新キャラを練習してるんだが今度暇なときあったら対戦しようぜ!
あと連コは迷惑だぜwwwwwwwwwwww
そうか君もBJ好きだったか!!
本名ってなんやったっけー、久田権三郎だった気がする
ねお氏
ハードカバーか!このブルジョアが!!
らきすた(笑)はこの前某AKI氏の家で漫画よんだけど、僕にはちょっと難しい漫画だったね。神岸あかりがおるし…
スト3はマジでやろうぜ!
新キャラなんやろなあ…ネクロとみた。
まあ、基本暇だからいつでも連絡ちょうだいな!
連コしまくってやんよww
BJの本名は間黒男(はざま くろお)だよ。
ニワカ乙
ちなみにネクロなんかムリッス絶対ムリッス
ショーン(´・ω・`)
盛男に正確性を期待してはいけない。
期待していいのは、チンコの皮の長さだけだ。
ねお氏
久田権三郎は適当に思いついたのを書いただけw
てか新キャラショーンかい!負けたら相当屈辱的だろうなあ…。