・「私も、周りの30代の子たちもみんなハマッて見てますよ」
熱く語る塾講師のいずみさん(33歳・仮名)がハマッて見ているのは、天海祐希主演の 人気ドラマ「around40」である。
「私たち30代の独女にとって、40代は未知の世界。この先、結婚するかわからないし、 独身のまま40代に突入したら、仕事や恋、私生活はどんな感じになるのかなあと思って」
つまり、予習感覚で見始めたわけだが、「現実は甘くない」とつくづく思ったという。
このドラマで天海祐希が演じるのは、独身の精神科医。仕事を一生懸命やっていたら、 いつの間にか39歳になっていたというタイプ。社会的地位も収入もあり、その上スタイル 抜群の美人のため、自分の年齢も気にしていなかった。しかし、40歳を目の前にして、 周囲から「30歳を過ぎると女の市場価値は下がる一方」
「子供を産んでいないなんて可哀想な女」などと言われ、自分の年齢と状況に気づく…。
ドラマとは言え、主人公に容赦なく浴びせられる言葉の数々は、独女の心にグサグサ 刺さるものばかり。そのため、会社員の由美子さん(34歳・仮名)は2話目から見なくなったという。
「『私は恋愛したいだけ!』という主人公・聡子の気持ちもすごくわかる。でも、聡子が 訪れた結婚相談所で、片桐はいりさん演じる相談員が『女の市場価値は30歳を過ぎると下がる』と言うのもわかる。私自身、30歳を過ぎた頃から男性からの扱いが変わったのを 実感するようになったから。だから、天海さんは好きだけど、イタすぎて途中で見るのをやめました。40代に夢も希望も持てなくなりそうだから」
由美子さんのように、「女の市場価値は30歳を過ぎると急激に下がる」という強烈なセリフのために、見るのをやめたという人も多いようだ。
そこでライブドアリサーチ で「女の価値は年齢に左右されると思いますか? 」というアンケートを取ったところ、21.26%の人が「年齢に左右されると思う」、48.22%の人が「多少は年齢も関係
あると思う」と答えた。言い換えれば、「女の価値に年齢は関係ない」と考えている人は3割ほどしかいない、というわけだ。
さらに、「年齢に左右される」と答えた人に、「何歳くらいから下がると思いますか」と質問したところ、最も多かったのが30歳で24.57%、次に多かったのが35歳で19%だった。
まさにドラマ同様、多くの人が「30歳から35歳にかけて、女の価値は下がる」と考えているというわけだ。耳が痛い独女にとって、ドラマで聡子が言う「私の幸せは私が決める」という
セリフが救いだ。
では、主人公・聡子と同じアラフォー(40歳前後)世代の女性たちは、このドラマをどう見ているのだろうか。もうすぐ39歳になるフリーライターの美都子さん(仮名)にとって、このドラマは「タイムリー」だったという。
「このドラマってリアルですよね。今の世の中は、結婚・子供・仕事の3つが揃っていることがステイタス、みたいに思われているでしょう。女って、たとえ友達同士でも、勝ち負けをつけたがるんですよね。『自分は何を持っていて、相手は何を持っていないか』って。
私には仕事があるけど、夫も子供もいる友達にとっては、仕事ってあんまり『うらやましいカード』じゃないみたい(笑)」
ドラマでも、まさにこの「何を持っていて、何を持っていないか」ということが明確に描かれている。主人公聡子は、仕事はあるが夫と子供がいない。後輩の奈央(大塚寧々)は仕事で夢破れ、一発逆転を狙い結婚したが、なかなか子供ができない。聡子の同級生の瑞恵(松下由樹)は、夫も子供もマイホームも手に入れたが、夫は自分の顔を見もせず、仕事もしていない。そして、それぞれが「自分が持っていないもの」を求めて右往左往する様子が描かれていく。
努力によって幸せを勝ち取るのか、「持っていない」自分を受け入れるのか、悩みを抱えたまま歩き続けるのか。彼女たちに自分の未来を重ねて見ている30代独女は、ドラマの結末と友に聡子・奈央・瑞恵が何を選択するのかを見守っている。(以上、一部略)
http://news.livedoor.com/article/detail/3638945/
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そこでライブドアリサーチ で「女の価値は年齢に左右されると思いますか? 」というアンケートを取ったところ、21.26%の人が「年齢に左右されると思う」、48.22%の人が「多少は年齢も関係
あると思う」と答えた。
→詳しいデータのurl
http://research.livedoor.com/QuestionnaireTotal2.cgi?research_cd=zehlbbumdc6386952660
びっくりしたのが、女の価値は年齢ではまったく決まらないと答えた方が約30パーセントもいたことだ。
自分が若いからそう考えるのかも知れんけど、どうしても、年齢と女性の価値というのは相関関係にあると思って仕方がない。
ここでいう女性の価値とは生物学的な意味でのメスとしての価値ことで、この文脈では16〜22歳前後がはっきり言って天井で、これ以降は残念ながら下がる一方だ。
かつての人間の平均寿命からみても、また、結婚していた年齢から見ても、16〜22歳が絶頂期、というのは非常に理にかなっていると思う。
確かに今は平均余命ものびたし、晩婚化は進んでいるし、美容技術も進んでいるし、女性たちは努力していると思う。
だが、体内の変化は避けがたい物があり、時代が進んだからと言ってやすやすと変わるものではないのではないか。オスが性欲を抱くのは、第一に子孫を残すためである。その対象は基本的に健康で美しいメスだ。健康も美も、年齢が深く関わっていることに疑いを持つ者は(相当のアレでないかぎり)いないはずだ。
その意味で年齢を重ねれば重ねるほどメスの価値は低下して行く事は自明だが、しかし今日では女性の社会的役割も増加してきており、そこで補えるから、年齢では女性の価値は決められない、としたのだろうか。イグザクトリー!確かにその通りだろう。
以上より、こういう考え方は出来る。
メスとしての価値はピークを過ぎれば自然に低下する。
社会的価値、すなはち労働者としての価値は上昇する(であろう)。
結論は、「われわれ若いオスは、若いメスを食らい易いこの時期に精一杯うまい思いをしないと、後々後悔するだろう」とする。
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