ぶらぶらと書物を立ち読みしていたら、興味深い記事を見つけた。
その記事曰く、「目標のない人間は、成功しない」
なーるほど、俺がさっぱり成功しないのは目標がないからなんだ、と得心した。
でもさあ、なに?目標って?一日一回挙手するよか、あーいうやつのこと?
そんなことを考えながら山田の家にぷらぷら遊びに行くと、彼はぷりぷりと屁をこきながらマリカー(スーファミの)を楽しんでいた。
盛男「山田氏よ」
山田「なに?」
盛男「休日の昼間、ごろごろと屁をこきながらマリカーをする自分についてどう思う?ねえ、どう思う?」
山田「休日くらいマリカーさせろよ」
盛男「クッパでレインボーコースを全速力で駆け抜けられる君の腕前には舌を巻くよ。ただね、僕は君が逃げている、って思うんだ」
山田「な、なにを言い出すんだ!確かに俺はバナナを避けた、でも逃げた、って言われるのは心外だな!最速ゴールを目指したまでさ!」
盛男「いやいやそこはジャンプで…、って違うわ!そういうことじゃなくて、こう、なんというか、向上心溢れる、野心溢れるギラギラと滾った姿勢、これが君にはない、と言ってるんだよ!」
山田「なるほど、俺のその溢れんばかりの情熱をゲームになんか使わずに、もっと有意義で価値あるものに注ぐべきだ、と?」
盛男「君は知ってるはずさ。君の成すべき事を…」
山田「ああ、俺は知ってる」
盛男「行こうか…」
山田「ああ…」
俺たちはそうして意気揚々とナンパに繰り出したのだった…。
そう、初セックスを成すという途方もない大目標を掲げ…。
一時間後…
盛男「こわいよ…ギャルがこわいよ…」
山田「ああ、一時間も立ってるのに、まだお婆ちゃんを道案内をしただけだもんな」
盛男「……カーしようぜ」
山田「え?」
盛男「帰ってマリカーしようぜ」
山田「これもまた青春だな」
その記事曰く、「目標のない人間は、成功しない」
なーるほど、俺がさっぱり成功しないのは目標がないからなんだ、と得心した。
でもさあ、なに?目標って?一日一回挙手するよか、あーいうやつのこと?
そんなことを考えながら山田の家にぷらぷら遊びに行くと、彼はぷりぷりと屁をこきながらマリカー(スーファミの)を楽しんでいた。
盛男「山田氏よ」
山田「なに?」
盛男「休日の昼間、ごろごろと屁をこきながらマリカーをする自分についてどう思う?ねえ、どう思う?」
山田「休日くらいマリカーさせろよ」
盛男「クッパでレインボーコースを全速力で駆け抜けられる君の腕前には舌を巻くよ。ただね、僕は君が逃げている、って思うんだ」
山田「な、なにを言い出すんだ!確かに俺はバナナを避けた、でも逃げた、って言われるのは心外だな!最速ゴールを目指したまでさ!」
盛男「いやいやそこはジャンプで…、って違うわ!そういうことじゃなくて、こう、なんというか、向上心溢れる、野心溢れるギラギラと滾った姿勢、これが君にはない、と言ってるんだよ!」
山田「なるほど、俺のその溢れんばかりの情熱をゲームになんか使わずに、もっと有意義で価値あるものに注ぐべきだ、と?」
盛男「君は知ってるはずさ。君の成すべき事を…」
山田「ああ、俺は知ってる」
盛男「行こうか…」
山田「ああ…」
俺たちはそうして意気揚々とナンパに繰り出したのだった…。
そう、初セックスを成すという途方もない大目標を掲げ…。
一時間後…
盛男「こわいよ…ギャルがこわいよ…」
山田「ああ、一時間も立ってるのに、まだお婆ちゃんを道案内をしただけだもんな」
盛男「……カーしようぜ」
山田「え?」
盛男「帰ってマリカーしようぜ」
山田「これもまた青春だな」
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