ナンパ報告3〜述懐〜
2008年7月18日 恋愛前回のあらすじ
バーで僕と山田で二人組の女の子に声をかけにいくところ。
後日。
とあるバンキシャが盛男にインタビューを持ち掛けてきたので、そのときの会話を紹介する。
バンキシャ「盛男さん、こんばんは」
盛男「こんばんは」
バンキシャ「早速ですが、バーで実際に女性方に声を掛ける事が出来たのですか?」
盛男「ええ。戸惑うこともなく声を掛けました。まるで親友に声を掛けるような、気さくな感じでね」
バンキシャ「女性たちの反応は?」
盛男「《やっと来たの?遅かったわね。でも遅れた事についてくどくど言うような無粋な真似はしないわ。願いはひとつ。私たちと一緒に、今宵を楽しみましょう》
といった雰囲気で彼女らは我々を向かえてくれました。要するに、歓迎して下さったのです」
バンキシャ「どういう風に声を掛けたのですか?」
盛男「《こんばんは。よかったら、一緒にお話しませんか?》これだけです。」
バンキシャ「実際にどんな話をしたのですか?」
盛男「男女として、不自然でない話題を提供する事をこころがけました。と言っても、あまりに当たり障りがないと逆に退屈ですので、時折スパイスを入れながら。
今思い出せる話題は、今飲んでいるお酒は何か?それはなぜ飲んでいるのか?趣味は何か?いつから始めたのか?恋愛をしているのか?過去にどんな恋愛をしてきたのか?愛を感じるのはどんな瞬間か?今まで行ったデートで最高のそれは何か?本は読んでいるのか?音楽はすきか?ざっとこんなものですかね。他にもたくさんありますが、割愛させていただきます」
バンキシャ「話題は盛男さんと山田さんが出した物が多いのでしょうか?」
盛男「そうですね。特に私が多かったです。話をリードするほうがやりやすいので、話の流れを読んで、適度に話題を振りまきました。」
バンキシャ「話の流れを読むほかに、こころがけていたことは?」
盛男「ヤることです。ラディカルなところから話すと、なぜ我々がバーにいたかというと、それは口説いて、ヤるためなんですね。別に世間話がしたかったわけではありません。世間話ができる程度の女友達なら不自由していませんから。
そういう意味で、女性に多少なりとも恋を意識させよう、とは思っていて、それに関連する話題は不自然でない程度に出しました」
バンキシャ「ヤるために話題の他にどんな工夫をしましたか?」
盛男「お触りですね。いや、そんなおっぱい揉んだとか、そんな犯罪級の事はしませんでしたよ?
ただ、いつぞやのどこかで偉い人が、ボデータッチは大事やでー、みたいなことを言ってたので実践してみたわけです。
ただ、私自身酔い過ぎていたのでしょうが、不必要に髪やら腕やら顔やらをタッチングしてしまいました…。ここは反省点ですね。」
バンキシャ「ボディータッチの時の彼女らの様子は?」
盛男「うーん、少なくとも僕は気持ちよかった」
バンキシャ「談笑中は概ね楽しい雰囲気でしたか?」
盛男「はい。彼女らの心中を正確に察する事は僕には出来ませんが、長い間、ほとんど沈黙もなく笑顔でお話していただいた、という事実から、楽しい雰囲気で談笑できたと言っていいと考えます」
バンキシャ「話は少し飛びますが、当初の目的であるヤる、は成功しましたか?」
盛男「いいえ」
バンキシャ「盛男さんたちは彼女らを誘ったのですか?」
盛男「少なくとも、僕は誘いました。まあ、運が悪かった、と思って諦めています。もういいでしょうか?」
バンキシャ「なぜ失敗したのだと思いますか?」
盛男「…。運が悪かったから。」
バンキシャ「……」
盛男「………」
バンキシャ「取り残されていた男前の佐藤さんは、盛男さんたちが女の子達と和気藹々と談笑している間、何をしていたのか聞いていますか?」
盛男「運が、運が悪かった…。そう、運が悪かったんだよ!!ちくしょう!!」
バンキシャ「今日はありがとうございました」
盛男「運が悪かったんですよ?いいですか?」
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バーで僕と山田で二人組の女の子に声をかけにいくところ。
後日。
とあるバンキシャが盛男にインタビューを持ち掛けてきたので、そのときの会話を紹介する。
バンキシャ「盛男さん、こんばんは」
盛男「こんばんは」
バンキシャ「早速ですが、バーで実際に女性方に声を掛ける事が出来たのですか?」
盛男「ええ。戸惑うこともなく声を掛けました。まるで親友に声を掛けるような、気さくな感じでね」
バンキシャ「女性たちの反応は?」
盛男「《やっと来たの?遅かったわね。でも遅れた事についてくどくど言うような無粋な真似はしないわ。願いはひとつ。私たちと一緒に、今宵を楽しみましょう》
といった雰囲気で彼女らは我々を向かえてくれました。要するに、歓迎して下さったのです」
バンキシャ「どういう風に声を掛けたのですか?」
盛男「《こんばんは。よかったら、一緒にお話しませんか?》これだけです。」
バンキシャ「実際にどんな話をしたのですか?」
盛男「男女として、不自然でない話題を提供する事をこころがけました。と言っても、あまりに当たり障りがないと逆に退屈ですので、時折スパイスを入れながら。
今思い出せる話題は、今飲んでいるお酒は何か?それはなぜ飲んでいるのか?趣味は何か?いつから始めたのか?恋愛をしているのか?過去にどんな恋愛をしてきたのか?愛を感じるのはどんな瞬間か?今まで行ったデートで最高のそれは何か?本は読んでいるのか?音楽はすきか?ざっとこんなものですかね。他にもたくさんありますが、割愛させていただきます」
バンキシャ「話題は盛男さんと山田さんが出した物が多いのでしょうか?」
盛男「そうですね。特に私が多かったです。話をリードするほうがやりやすいので、話の流れを読んで、適度に話題を振りまきました。」
バンキシャ「話の流れを読むほかに、こころがけていたことは?」
盛男「ヤることです。ラディカルなところから話すと、なぜ我々がバーにいたかというと、それは口説いて、ヤるためなんですね。別に世間話がしたかったわけではありません。世間話ができる程度の女友達なら不自由していませんから。
そういう意味で、女性に多少なりとも恋を意識させよう、とは思っていて、それに関連する話題は不自然でない程度に出しました」
バンキシャ「ヤるために話題の他にどんな工夫をしましたか?」
盛男「お触りですね。いや、そんなおっぱい揉んだとか、そんな犯罪級の事はしませんでしたよ?
ただ、いつぞやのどこかで偉い人が、ボデータッチは大事やでー、みたいなことを言ってたので実践してみたわけです。
ただ、私自身酔い過ぎていたのでしょうが、不必要に髪やら腕やら顔やらをタッチングしてしまいました…。ここは反省点ですね。」
バンキシャ「ボディータッチの時の彼女らの様子は?」
盛男「うーん、少なくとも僕は気持ちよかった」
バンキシャ「談笑中は概ね楽しい雰囲気でしたか?」
盛男「はい。彼女らの心中を正確に察する事は僕には出来ませんが、長い間、ほとんど沈黙もなく笑顔でお話していただいた、という事実から、楽しい雰囲気で談笑できたと言っていいと考えます」
バンキシャ「話は少し飛びますが、当初の目的であるヤる、は成功しましたか?」
盛男「いいえ」
バンキシャ「盛男さんたちは彼女らを誘ったのですか?」
盛男「少なくとも、僕は誘いました。まあ、運が悪かった、と思って諦めています。もういいでしょうか?」
バンキシャ「なぜ失敗したのだと思いますか?」
盛男「…。運が悪かったから。」
バンキシャ「……」
盛男「………」
バンキシャ「取り残されていた男前の佐藤さんは、盛男さんたちが女の子達と和気藹々と談笑している間、何をしていたのか聞いていますか?」
盛男「運が、運が悪かった…。そう、運が悪かったんだよ!!ちくしょう!!」
バンキシャ「今日はありがとうございました」
盛男「運が悪かったんですよ?いいですか?」
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