山本モナの不倫について、君らに言いたい事がある。

君らみたいな日本人は山本モナの不倫の動機の深い部分について何も分かってないから、俺がしっかりここで言っておく。君らみたいな日本人はすぐに新聞とかラジオとかインターネットとかテレビとかの情報に踊らされるから、ここで俺が本当のことをキッチリ君らに教えておく。
ともすれば君ら日本人は「タイミングを考えろ」だとか「不倫は道徳的にみてよくない」とか「なぜわざわざラブホに行くの？」とか筋違いのことを言いたがる。もうね、俺から言わせてもらえればちゃんちゃらおかしい発言ですわ。なーんにも分かってない凡夫の発言ですわ。
あのね、まずは何よりも先にも山本モナの年齢を確認しろと。32歳なのだと。ええ齢なのだと。人生で最もエロい年頃なのだと。食欲よりも睡眠欲よりも性欲を最優先する年頃なのだと。成熟した美しいボデーを活用したい盛りなのだと。女を満喫したい盛りなのだと。しかし間近に見える老化は恐い年頃なのだと。肉体の衰えの恐ろしさに無茶しちゃう年頃なのだと。それならば不倫も辞さない覚悟の年頃なのだと。
ね、もう簡単なんですよ。ヤリたくて仕方なかったんですよ。それだけ。だから本当は情欲に負けた、という言葉がまず始めに出てこなければならないわけであって、また、情欲を抑えろと32歳の淑女に言うのは禁煙を1発で成功させるよりも難しいことであって、そこを非難できる人なんて、もうこれ正味の話、100人に1人いるかいないかのレベルなんですよ、はっきり言うと。だって、君、禁煙1回目で成功させた人今まで何人見てきたよ？おれはそんな崇高な人間見たことないね。32歳の淑女が肉欲を抑えるのもこれくらい難しい話であって（フランス書院に書いてたから間違いない）そんな困難なことに数回失敗したからと言って、なんやねん。お前ら。こぞってモナを叩いて。袋叩きにして。荒縄でモナをシバくところを想像して。赤い蝋燭をネチネチ垂らすところを想像して。俺が言いたいのは、想像するだけじゃなくて、ちゃんとフランス書院文庫を読んでホンモノを体験しろ、ということだ。





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