80点(100点満点中)

この映画を最大限楽しむには以下3つの資格がいるだろう。

1.コーヒーが好きなこと
2.タバコが好きなこと
3.ユーモアを解するセンスがあること(必須)
4.役者に詳しいこと(ただ観て楽しむ分には特に必要ないが、通的な楽しみ方として。きいた話だとこの役者がこんな役をやるのか、ほっほーん、的な楽しみ方があるらしい。きいた話だと。ちなみに俺はほとんど全員初対面の役者だった)

この映画は空気を楽しむものだと思う。
つまり、ダウンタウンの松本人志監督の大日本人の冒頭インタビューシーン、すなわち主人公の大佐藤が枯れ葉舞う公園のベンチで、記者のいきすぎた質問にうんざりしならがらも丁寧に答えるシーンを観て退屈だと感じてしまった人には不向きな映画だ、ということだ。



ちなみに大日本人は51点。
ラスト、収拾がついてない。次回作に期待。

コメント

nophoto
ななそ
2008年10月20日0:43

おおーご覧になりましたか!80点とはなかなか・・・
ただこの映画内輪向けじゃないですけど、俳優の名前とか出てくる人を知ってる人じゃないと100%楽しめないんですよね。。「あの俳優がこんな役で!」とか。。
たしかに映画=アクションみたいなイメージの人にはたぶんこの映画は楽しめないでしょうね・・

盛男
2008年10月20日2:20

>ただこの映画内輪向けじゃないですけど、俳優の名前とか出てくる人を知ってる人じゃないと100%楽しめないんですよね。
イギーポップがかろうじてわかるくらいでした。なるほど、これも条件のひとつに加えなくては!いい映画でした。紹介して下さってありがとうございました。