入社したばかりということで、初対面の人と接することが最近多かった。

知らない人ばかりの中で、うまく交友関係を築ける人もいれば、あまり輪に入れていない人もいる。
仲良しグループ的なものはどうしてもできるが、それを超えていろんなグループの人と楽しく話せる人もいるが、特定のグループ内でしか話が出来ない人もいる。

要するに、ここ最近、対人関係が上手い人(ここでは誰とでもそれなりに楽しく・円滑な交友関係を築ける人を指す)と下手な人(ここでは本意でないのに特定の人としか交友関係を築けず、なんだか気まずい思いをしている人を指す)をよく観察していたわけだが、そこから気づいた点を幾つか挙げていきたい。




対人関係がうまくいってそうな人の特徴


1.おしゃれであること
おしゃれでない人とおしゃれである人だったら、確実におしゃれな人の方が社交的だ。
理由は、人に見られることを意識しているからだと思う。

「人に見られて不快感を与えない服装をしよう」「ちょっとワンポイントアクセントを入れてエレガントな感じに見せよう」という意識は多かれ少なかれ他人の目を意識している。

他人に見られることを意識しているということは、他人との関係性も少なからず大事であると考えている証拠でもあり、社交性も自然と付いていくのではないだろうか。

あるいは、おしゃれであることが自信となって、いろんな人に話しかける勇気となっているのかもしれない。「自分なんてド田舎のイモサクのような男だ」という意識と「おっしゃれーな美容院にも行って、オーダーでスーツやシャツを作って、ええかんじの小物を持ってる」という意識だと、後者の意識の方がなんか自信がつきそうな気もする。

おしゃれは他人の眼を気にする感覚と、自信をつけてくれる。







2.人をあだ名(ニックネーム)で呼べること

面白いことに、社交的な人はすぐに人の懐に入ってくる。
警戒心を抱かせない。
彼・彼女となら気兼ねなく笑って話せるという確信が抱けるのである。

反対に、社交的でない人とは、なかなか腹を割ったような会話が出来ない。
警戒心もあるし、話をしても無為な感じもする。
彼・彼女と話す時は「勇気」みたいなものが必要で、自主的にある種の訓練を課しているような感覚さえ覚えるのである。


すぐに人の懐に入ってくる、人懐っこい方の特徴として、あだ名(ニックネーム)で呼ぶ、というものがある。
あだ名(ニックネーム)というのはとてもプライベートなもので、親しみのあるものだ。
そのあだ名(ニックネーム)を気さくに呼ぶことは、「あなたは私の仲間です。決して敵ではありません。仲良くやりましょう」という意思表示に他ならない。

想像してほしい。何人かの人間がA君を「エイズ」などといったあだ名で呼んでいて、
残りの人間がA君を「Aさん」と呼んでいる状況を。(A君は「エイズ」というあだ名を気にいっている。A君はエイズを克服し、それを誇りにしているのだ)

どっちがA君と仲がよさそうだろうか?どっちがA君ともっと仲良くなれそうだろうか?
もちろん前者の「あだ名で呼んでいる人たち」であろう。
エイズを克服したA君。彼はお気に入りのあだ名を呼ばれてとてもうれしいはずだ。
その「うれしい」という気持ちを、我々はニックネームを呼ぶだけで与えることができるのである。


人の懐に入り、敵意や警戒心を抱かせないこと。
これが社交性のある者の特徴であると前半で語ったが、
人をあだ名(ニックネーム)で呼ぶことはそれらを達成する大きな要因の一つであろう。








以下はポイントだけ列挙していこう。
大きく括れば重複しているポイントも、分かりやすくするためあえて書き出してある。



3.人の目を見て話せる。

4.声に起伏がある。(豊かな声色)

5.声が小さすぎない

6.ジョークが分かる

7.ジョークが言える(うまい下手はそれほど重要ではない)

8.人の話をよく聞く

9.聞いた上でなんらかの、楽しめる返しが出来る

10.皆が得できる提案が出来る

11.飲み会など行事に積極的に参加できる

12.差別的な発言をしない

13.相手を敬う(そぶりをする)

14.メールアドレスや電話番号を積極的に聞く

15.ある程度私的すぎる会話(例えば性的な)にも嫌悪感を持たない

16・スケベであることを誰にでも言える


以上。モレがあると思うので、随時付け足す予定。

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