いやあ、世の中には「逆」が多い多いとは思ってたけど、
ファッションにおける「逆」。これは罪深い上によく見かけますね。

街を歩いてたらいろんな格好の人を見ます。
なかにはいます。ロレックスしてたり、アルマーニ着てたり、ロブパリ履いてたりする「金にモノ言わせてる」人たち。
それら高級ブランド製品を着用する目的は様々でしょうが、なんにせよ「身なりを整える」という大原則は揺るがないでしょう。

しかしそれら高級ブランドを着用する方々の中には、髪の毛が明後日の方向にぶっ飛んでいたり、靴の踵がヤスリで磨いたかのようにすり減っていたり、見苦しいほどにガニ股だったり、肌がカサカサであったり、歯が醜いほどに黄ばんでいたりすることもあります。


私はね、言ってるんです。逆やと。
身なりを整えるという大原則からすれば、アルマーニよりもまず、寝ぐせをとかすことが先に来るはずなんです。それをね、調子に乗って先にアルマーニを着てもアルマーニの良さは、エレガントさはまったく出ないんです。逆なんです。セットされたヘヤ―があって始めてアルマーニの出番なんです。

さらに言えば、ガニ股。これも美しくない。整体行ってこいと。アルマーニ買う金があるならまず整体行ってこいと。逆や、逆!そんな下品な歩き方はね、アルマーニとはまったく相いれないもんなんです。高級フランス料理に臭いケチャップぶっかけるような発想なんです。

(少し話が脱線しますが、女の子でもO脚気味の方多いね。かわいいスカート穿く前に、まずO脚治せと言いたくなることもありますね。その中で、俺のマッサージでO脚治してやろうか、と言いたくなることもありますね。いや、イヤラシイこととか全然考えてないですけど。)


黄色い歯もそうです。そんな不潔な歯で、よくアルマーニが着れるなお前。私はそう言いたい。イタリアの紳士はね、歯真っ白です。そんなカレー南蛮食い過ぎたような歯してないわ。




そういうことなんです。私が言いたいのは。
まず素の美しさがある。そこでやっと高級ブランドが美しさを発揮するわけです。
逆は最悪です。不潔な・ずぼらな人間が高級ブランドを身に着けていると、見栄っ張りのアホにしか見えません。
高級ブランドはもろ刃の剣です。時にその人を高貴に見せますが、時に救い難いアホにも見せます。


自己管理能力のない人間は、素直にツープライススーツからやり直してほしいですね。
社会人1年目(研修生)からの発言でした。


コメント

nophoto
ななし
2009年5月28日0:00

素晴らしい!全体的に同意します!
ですが気になる点が一つだけ・・・
>カレー南蛮食い過ぎたような歯
これは差別ではないんですか?カレー南蛮が好きだからといって歯が黄色くなるわけではありません!
カレーが好きな私への差別としか思えません!!

盛男
2009年6月1日0:00

ななしさん、どうもです♪

カレーはね、僕も大好きです。
しかしゴレンジャーの黄レンジャーを見てください。
彼はね、歯どころか全身黄色です。全身イエローです。それどころか自分で黄レンジャー言ってます。

ななしさん、残念ながらカレーを食べればイエローになる。これが現実なんです…。僕も悲しいです。