平成ビール銘柄大全集part4.アサヒスーパードライ/ 福山雅治

●妙な言い方になるがアサヒスーパードライは「消耗品」であると言える。
余韻や味をじっくりと味わう類のビールでは決して無い。一夜限りの行きずりの恋のような、激しく、そして後をひかない潔さがある。
喉を落ちるその一瞬こそがアサヒスーパードライの輝かしい命の期限だ。我々はその一瞬を幾度となく消費する。消耗されることでしかその生命を示すことが出来ないという点において、アサヒスーパードライは風俗嬢に似ている。



●辛口だドライだ言ってるが、アサヒスーパードライは結局のところ「苦味のないビール」だと考えていいだろう。どんなに舌が鈍い人間でも、キリンラガービールとアサヒスーパードライを飲み比べてみれば、ビールにも味の違いというのがあるんだなあ、としみじみと実感できるはずだ。言うまでもなくアサヒスーパードライのその苦味のない飲みやすさ、ごくごく感はやはり爽快である。



アサヒスーパードライ CM 福山雅治
http://www.youtube.com/watch?v=egNB6jmLZfI



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