The Stone Roses
「例えばそれは毎日のメールだったり、たまの電話だったりでも構わない。俺が毎日をストーンローゼスの楽曲のように、煌めき、夢ごこちにさせてくれる毎日を送る条件というのは、つまるところそんなもんなんだよ。

肌が触れて、息遣いが聞こえて、匂いまでするような距離に、俺はどれくらい耐えることができるだろうか。

求めるものは、潔癖であり続けること。
残酷だが、それは広大なうねりのイマジネーションの中にだけ住み続ける。

ある者は言う。確証が欲しいと。
口頭での約束。物理的なリングを通しての束縛。書面上での契約。そして法律。

潔癖であること・自由であること・楽しむことを、我々は確証と引き換えに、捨てる。


大学の頃からも聴いていたが、また最近ストーンローゼス(以下ローゼズ)をよく聴き始めた。
彼らの音楽は、なぜもこうも美しく、そして綺羅びやかなのだろう。
『実在』による生臭さ、汚さ、そしてその反対に位置する痺れるような快感。ローゼズの音楽は例えば『アンダーグラウンド』や純粋なテクノのように生臭さを完全に消すことはしない。
あらゆる要素が複合的に絡まり合って人間を形成している。我々の性格がそれらの偏重によって決定するとするならば、混じりけのない純粋さはどこにも存在しない。あるのは少女のような憧れだけだ。

感動や共感は、自己との接点があるところに存在する。
ローゼスの光の粒子がはじけ飛ぶような音楽には、純粋すぎる美しさも内包されているが、それと同じく人間の怠惰とすら言える京楽への埋没への意思も感じられる。
人間つうのはつまるところそんなもんなんで、俺のように『少女趣味』な人間には、生身の実存感はあまりに重い。人は確証を求める。程度の差こそあれ、俺も例外じゃない。悲しいね。」

「ごめん、なにいってるかぜんぜんわかんない」



The Stone Roses - I Wanna Be Adored
http://www.youtube.com/watch?v=suwIhdHfHFA&feature=related

コメント

nophoto
Jorge
2013年11月21日10:29

Now I feel stipud. That’s cleared it up for me

nophoto
Teretha
2013年11月23日15:30

This info is the cat’s pasajam!