いやあ、まいった。将来のことを考えていると、参ってくる。
何年後かは分からないけど、結婚したとするじゃないですか。
結婚したらさ、俺、絶対仕事やめられないじゃないですか。嫁とか子供養わないといけないから。
で、マンションか家かわかりませんけど、買うとするじゃないですか。否が応でも数千万、払わないとだめじゃないですか。キャッシュ一発で支払う度量なんて俺にはないから、何十年もかけて、ローンで支払わないとだめですよね。ますます仕事辞められないじゃないですか。
俺は今の仕事が嫌いな訳ではないが、まあ、嫌いだから、さっさと辞めたい。やめて細々と自営業みたいなことして暮らしたい。でも、俺ができることなんて金にならないことだろうし、こんな惨めな稼ぎで、女子供を養えるなんて思えない。「始める前から何いってんだ」って怒られそうだけど、ほんとなんだから仕方ない。
本音を言うと、ちょっとだけ結婚してみたい。たぶん、離婚すると思うけど、結婚してみたい。子供は要らない。好きな女と、一緒に暮らすのは、(少なくとも最初は)すごく楽しいと思うな、でも、金があってのことだ。それと、俺のささやかな夢を諦めることも必要になる。たぶん、諦めないといけないと思うな。
今の稼ぎは、まあ、俺がそれなりに頑張ってるだけあって少なくとも悪くはないから、嫁も、少しは満足してくれると思う。そういうささやかな毎日を一日一日塗りつぶしていくのも、たぶん、悪く無いと思う。でも、それが一生続くと想像すると、ゾッとする。みんなもそうだよね。
★★
もうすぐ今の会社に入社して丸二年経つ。
大学生の頃は、こんなに長く会社勤めが続くとは夢にも思っていなかった。どんなアルバイトもすぐに辞めてしまっていたからだ。だいたい3ヶ月位でで嫌になってバックれていた。そこの従業員と険悪な感じになって、頭に来て辞めてしまったことも多かった。人間関係を結ぶのがどうしようもなくヘタで、バイト先で友達なんて一人も出来なかったし、上司にも邪険に扱われていた。
後がないからだろう。結局、大学生のころはバイトなんて辞めてもいくらでも替えがあった。。だからふてぶてしい、ある種傍若無人な態度もとれたが、今はそうもいかない。結局、今の会社をやめて、これ以上の待遇を確実に得られる保証などどこにもないから、怖いのだ。極端なことを言えば、この会社に自身満々で辞表を叩きつけたとしても、自分の考えた商売がうまくいかず、そして勤め先も見つからず、わけのわからない肉体労働しか食い扶持がないとなると、これは完全に終わるからね。それを考えてしまうと、『奴隷』は辞められない。
ただ、毎日上司の指示に従ったり、苛立ちしか感じ無い満員電車に押し込まれたり、くだらない事務処理・報告文など書いたり、義理だけで主席する社内の飲み会に、我慢ならないことも事実だ。我慢ならないとか言いながらそれを続けている俺も俺だが、我慢ならないことをこれから一生続けていくと考えると、どうしうもなくゾッとする。俺の人生には、何の意味もなかったように、今から終わりが予感できる。
死ぬまで我慢を続けて、家族を辛うじて養って、それで「天寿を全うした」などと、俺には言えない。それはあまりにも退屈で、そして下らない。くだらない人生だが、例えば家族も持てずに、ずっと向いていない肉体労働をやるよりかはマシだ。
誤解してほしくないが、肉体労働がどうこうと言っているわけではない。俺も大学時代に肉体労働はしていたが、仕事後の充実感は、今でも忘れられない。ほとばしる汗と、心地良い疲労感は、男の勲章だ。ただ、俺には絶望的に向いていない、ということだ。
結局、俺は臆病なだけなのだと思う。リスクも取れず、うだうだ言ってる。自分でも嫌になるな。結論のない話で悪かった。寝る。
何年後かは分からないけど、結婚したとするじゃないですか。
結婚したらさ、俺、絶対仕事やめられないじゃないですか。嫁とか子供養わないといけないから。
で、マンションか家かわかりませんけど、買うとするじゃないですか。否が応でも数千万、払わないとだめじゃないですか。キャッシュ一発で支払う度量なんて俺にはないから、何十年もかけて、ローンで支払わないとだめですよね。ますます仕事辞められないじゃないですか。
俺は今の仕事が嫌いな訳ではないが、まあ、嫌いだから、さっさと辞めたい。やめて細々と自営業みたいなことして暮らしたい。でも、俺ができることなんて金にならないことだろうし、こんな惨めな稼ぎで、女子供を養えるなんて思えない。「始める前から何いってんだ」って怒られそうだけど、ほんとなんだから仕方ない。
本音を言うと、ちょっとだけ結婚してみたい。たぶん、離婚すると思うけど、結婚してみたい。子供は要らない。好きな女と、一緒に暮らすのは、(少なくとも最初は)すごく楽しいと思うな、でも、金があってのことだ。それと、俺のささやかな夢を諦めることも必要になる。たぶん、諦めないといけないと思うな。
今の稼ぎは、まあ、俺がそれなりに頑張ってるだけあって少なくとも悪くはないから、嫁も、少しは満足してくれると思う。そういうささやかな毎日を一日一日塗りつぶしていくのも、たぶん、悪く無いと思う。でも、それが一生続くと想像すると、ゾッとする。みんなもそうだよね。
★★
もうすぐ今の会社に入社して丸二年経つ。
大学生の頃は、こんなに長く会社勤めが続くとは夢にも思っていなかった。どんなアルバイトもすぐに辞めてしまっていたからだ。だいたい3ヶ月位でで嫌になってバックれていた。そこの従業員と険悪な感じになって、頭に来て辞めてしまったことも多かった。人間関係を結ぶのがどうしようもなくヘタで、バイト先で友達なんて一人も出来なかったし、上司にも邪険に扱われていた。
後がないからだろう。結局、大学生のころはバイトなんて辞めてもいくらでも替えがあった。。だからふてぶてしい、ある種傍若無人な態度もとれたが、今はそうもいかない。結局、今の会社をやめて、これ以上の待遇を確実に得られる保証などどこにもないから、怖いのだ。極端なことを言えば、この会社に自身満々で辞表を叩きつけたとしても、自分の考えた商売がうまくいかず、そして勤め先も見つからず、わけのわからない肉体労働しか食い扶持がないとなると、これは完全に終わるからね。それを考えてしまうと、『奴隷』は辞められない。
ただ、毎日上司の指示に従ったり、苛立ちしか感じ無い満員電車に押し込まれたり、くだらない事務処理・報告文など書いたり、義理だけで主席する社内の飲み会に、我慢ならないことも事実だ。我慢ならないとか言いながらそれを続けている俺も俺だが、我慢ならないことをこれから一生続けていくと考えると、どうしうもなくゾッとする。俺の人生には、何の意味もなかったように、今から終わりが予感できる。
死ぬまで我慢を続けて、家族を辛うじて養って、それで「天寿を全うした」などと、俺には言えない。それはあまりにも退屈で、そして下らない。くだらない人生だが、例えば家族も持てずに、ずっと向いていない肉体労働をやるよりかはマシだ。
誤解してほしくないが、肉体労働がどうこうと言っているわけではない。俺も大学時代に肉体労働はしていたが、仕事後の充実感は、今でも忘れられない。ほとばしる汗と、心地良い疲労感は、男の勲章だ。ただ、俺には絶望的に向いていない、ということだ。
結局、俺は臆病なだけなのだと思う。リスクも取れず、うだうだ言ってる。自分でも嫌になるな。結論のない話で悪かった。寝る。
コメント
結論のないb話だけれどもこれって日本人全員が多分思ってますよね
厳しい上司とかだって絶対そりゃ夕方に家に帰れたら嬉しいなとか思ってますよね
でも日本人だから?誰にも言えずにストやデモだっておこさずに毎日だらだら続けてるんですよね
この国に幸せはあるのでしょうか
以上NNTより
日本人はデモやらストを起こさず、飲みに行きますね。とりあえず、飲んで現状を一時期忘れて、明日からまた昨日まで続けてきたことと同じ様な仕事に忙殺される、って感じですね。
少なくとも、俺が勤めている会社は曲がりなりにも安定してしまっているからリスクを冒して起業したり、独立したり、より年収の良い会社にチャレンジする人があまりいません。
結局、ある程度の待遇と、昔から続いてきた「解雇されることはない」という暗黙の掟があるから、現状維持が一番楽だし、多くの人にとって合理的なんですね。
家庭を持ったりして身動きがとれなくなる、あるいは金のかかる趣味を持つと、一番の幸せは「安定」になります。結局、日本の起業・社会システムは紛れもなく「安定」を餌に労働力を回しているわけで、そのシステムは強大です。それを幸せと感じられない人は、自分で起業したり、アメリカに行ったりする他、幸せを見つける方法はないんじゃないでしょうか。
でも、30過ぎても忙しい会社は、そう無いらしいんだけど、それを申し送りしてやる先輩が、少ないらしい。
こんな忙しい生活が一生、続くのかぁぁぁ~って誤解して仕事を辞める人間が後を絶たないってとこ、あるらしい。
でも、新人を励まし、支えてやろうっていう暖かい心を持つ先輩のいる職場に恵まれる確率は、どのくらいなんだか・・・統計が無いね、残念だけど。
ただ、ロッキーくらいの一日、立ち働いてもまだ有り余る体力が、もしも得られたなら、誰でも別の人生観を持てるだろうなぁって思う。無理なんだろうけどね?笑
うーん、どうでしょう、少なくとも俺の勤めている会社では、俺が(先輩や上司に比べて)楽させてもらってるから、名無しさんのおっしゃる「どこの会社」というのの例外にはいるのかもしれません。まあ、入社したてだと、慣れない環境だからストレスは彼らよりあるかもしれませんが。。
いい先輩がいるかどうかは、離職率を見れば、もちろん絶対ではないですが、
だいたい分かります。
離職率が高い会社は基本的に人を育てようとはしません。辞めるの分かってるのに、忙しい中教育に時間かけませんよね
先輩に優しく(あるいは然るべき手段で)育ててもらうと、自分もそれを後輩に還元しなきゃ、と思うから(俺は思ってます)自然と、知識や技術の伝達がスムーズに行き、組織の末端にも知識・ノウハウが行き渡ります。そういう組織はおそらく、業績は決して悪く無いでしょう。
この予想が正しければ、離職率が低く、また業績も堅調な会社であれば、おそらく、それほど粗悪な環境ではないだろう、という仮説が成り立ちます。無理に数字的根拠を見つけるのであればここを見れば良いのかもしれません。
ま、つっても会社員はどこまで行っても所詮会社員ですからね。。
環境がいいとか悪いとか言ってないで、独立できるなら独立するにこしたことはないと思います。
昔の人は貧乏から逃げ出すために、結婚してたらしいけど・・・
同じ会社で働き続けるっていうのも、
結婚するのも、一か八かのギャンブラーだと思うけど・・・
まあ、結婚以上のギャンブルは、なかなか世の中に見出せないけどね?
子供は、みんな欲しくて作ってるわけでもないと思うけど、できてしまえば、次々とイベントがあって、クリアしなくちゃいけない物があって、そのたんびに新しい知り合いや、友達ができて、退屈してる暇が無い。
もっとも独身時代にあきてからでも遅く無いけど、
まだ、あきていないなら・・・きっと、遊び足りていないのかもしれない。って事で、毎日、もっと必死に遊ぶ事をお勧め致します。
同じ遊びって・・・あきるだろ?どんな遊びでも・・・。
俺が結婚に対してもっている恐怖は結局、自分自身が相手に飽きて、嫌いなってしまうんじゃないか、という割と自分にとってはリアルな恐怖です。これだけではないですが、これはかなり大きいです。
人それぞれかとは思うんですけど、おれは人に飽きます。嫌になります。嫌いになります。これは俺の持って生まれたものだからしかたないと割りきっています。
好きな女をいずれは嫌いになるとなかば確信していて、結婚はしたくないですね
遊びはそうですね、もっと色々楽しんでみたいですね~
それと、人間は成長していくもんだから、
盛男君が成長してる時には、周りの人間も成長してると思うよ・・・
もし、あきておもしろくなくなるとしたら、
盛男君自身が、周りの人間を、インスパイアするのが足らないのかもしんないしね?♪
少しばかり、刺激の炎を付けてあげる事も、
毎日、毎日、退屈しないためには必要かも☆
刺激の炎ですか、興味深い表現をされますね。
似たような表現というわけでもないですが、ドアーズに邦題「ハートに火をつけて」ってのあるのですが、その曲好きなんですよね。聴いたこともしなかったら、聴いてみてください♪
あっ、なんか、どこかで聴いた事ある☆
ヴォーカルの声が、なんっか色っぽくて良いですね?♪
すごく前の時代の世代の歌なのに、盛男君が、知ってるって、すごい事ですね?
ところで、マンションなんか、無理して買う事、考える必要、全くないよ?
昔は、家を買うのは定年になってからだった時代も長かったらしいし。
それに、今、中古のマンションなら、相当、安いし、
23区内でも、3000万円台?あるらしい。
毎月何万円もかかる費用がイヤで、売りたい人が結構出て来るんだ。若い人にまで、マンションを売りたいのは、不動産屋さんや、建築業界の都合でしかないから・・・。40過ぎてからでも、全然遅くないし、社宅の発達してる会社や、転勤の多い公務員は、ずっと社宅や、官舎に住んでる方も多いし、その間にかなり貯金できるみたいで、家を買うのは定年になってからっていう運の良い人います♪・・・。
お給料が上がり始めるのも、30過ぎてからだろうから、
今、考えるのは、ナンセンス☆
マンションですか、今のところ興味はないですね、
でもいろいろ教えていただきありがとうございます。
マンションはねぇ、その内、東京でも、
何十年か使ったオーナーが、維持費に数万円と、固定資産税を払うのが、イヤさに、誰かに、さし上げたいって人が。必ず出て来ると思いま~す。
まだ、盛男君には、関係ない話だけどね♪