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『プロフェッショナル仕事の流儀-本田圭佑-』
2013年3月25日 TVいやあ、素晴らしかったね。いたく感動しました。
本田圭佑氏出演の『プロフェッショナル仕事の流儀』。
プロのスポーツ選手というのは俺のような日本のサラリーマンとは全く別の生き方が真髄だ。
彼らアスリートは、己の人生を「卓越したスキル」のみで成立させている。だからチームにぶら下がって属するとか、腰掛けでチームに属するということは余程のスター選手でしかあり得ない。
彼らプロのスポーツ選手の生き方は見ようによっては「リスキー」だと映るかもしれない。俺だってそう思う。だが、彼らは本質的に「自由」な生き方を選択していると思う。「明日どうなるか分からない、だが俺はこの競技に命をかけている」という情熱に、「自由」の概念を見た。
身を削り、精神を摩耗させ、激烈な競争を勝ち抜く、そういった行為そのものに自由を感じた。当然、結果が出ない時だってあるだろう。怪我をする時だってあるだろう。彼らプロのスポーツ選手はそういう時、どうやって平静を保っているのか?
本田圭佑氏は言う。(メモを取りながら見たわけではないのでいずれも盛男が多少脚色している。そのままの言葉を本田圭佑氏が話したわけではない。)
「俺はね、どんなことがあっても、自分を信じるんですよ、信じ続けるんです。俺なら絶対できる、ってね。信じることは希望です。俺が信じ続ける限りにおいて、希望は消えない。だから俺は信じ続ける」
「いや、ことサッカーに関して自分は凡人だと思ってるんですよ。でも、諦めてないんですね。理想と程遠いプレイをすることだってあります。しょちゅうですよ。でもね、やれる、って信じてるんです。思い描く理想のプレイを思い描く舞台でやれるってね」
「僕(本田圭佑)が怪我したとき、みなさんは同情的な眼で見てくれたかもしれません。可哀想な人だな、と思ったかもしれません。でもね、俺は全然そんなこと思っていない。むしろ、怪我をしたことによって成長できたと思っています。障壁はね、神様が与えてくれるものなんです。神様が成長せえよ、って与えてくれるものなんです。考え方なんです。」
たしかに、多少強引に思える箇所もあるかもしれない。だが、それは瑣末な問題だ。
偏執的なまでの信念によって、彼のプライドは支えられている。理想と現実のギャップにもがき苦しみながらも、怪我に悩まされながらも、彼は信じ続けることをやめない。
己が自分で選択した人生に、そう、自由に選択した人生に、きっちりと責任を持とうとする態度に、俺はいたく感動してしまったのだ。
余談だが、彼は何の因果か、俺と同い年だ。同い年のくせに、俺よりかなり先に行っているな、と感じる。同世代にこんなに偏執的な奴がいるんだと思うと、ちょっと頑張ってみようかなって、思いました
NHK、良い仕事でした。
(観なかった人はホント残念です。そのうち再放送すると思うから随時ウォッチして欲しい。)
本田圭佑氏出演の『プロフェッショナル仕事の流儀』。
プロのスポーツ選手というのは俺のような日本のサラリーマンとは全く別の生き方が真髄だ。
彼らアスリートは、己の人生を「卓越したスキル」のみで成立させている。だからチームにぶら下がって属するとか、腰掛けでチームに属するということは余程のスター選手でしかあり得ない。
彼らプロのスポーツ選手の生き方は見ようによっては「リスキー」だと映るかもしれない。俺だってそう思う。だが、彼らは本質的に「自由」な生き方を選択していると思う。「明日どうなるか分からない、だが俺はこの競技に命をかけている」という情熱に、「自由」の概念を見た。
身を削り、精神を摩耗させ、激烈な競争を勝ち抜く、そういった行為そのものに自由を感じた。当然、結果が出ない時だってあるだろう。怪我をする時だってあるだろう。彼らプロのスポーツ選手はそういう時、どうやって平静を保っているのか?
本田圭佑氏は言う。(メモを取りながら見たわけではないのでいずれも盛男が多少脚色している。そのままの言葉を本田圭佑氏が話したわけではない。)
「俺はね、どんなことがあっても、自分を信じるんですよ、信じ続けるんです。俺なら絶対できる、ってね。信じることは希望です。俺が信じ続ける限りにおいて、希望は消えない。だから俺は信じ続ける」
「いや、ことサッカーに関して自分は凡人だと思ってるんですよ。でも、諦めてないんですね。理想と程遠いプレイをすることだってあります。しょちゅうですよ。でもね、やれる、って信じてるんです。思い描く理想のプレイを思い描く舞台でやれるってね」
「僕(本田圭佑)が怪我したとき、みなさんは同情的な眼で見てくれたかもしれません。可哀想な人だな、と思ったかもしれません。でもね、俺は全然そんなこと思っていない。むしろ、怪我をしたことによって成長できたと思っています。障壁はね、神様が与えてくれるものなんです。神様が成長せえよ、って与えてくれるものなんです。考え方なんです。」
たしかに、多少強引に思える箇所もあるかもしれない。だが、それは瑣末な問題だ。
偏執的なまでの信念によって、彼のプライドは支えられている。理想と現実のギャップにもがき苦しみながらも、怪我に悩まされながらも、彼は信じ続けることをやめない。
己が自分で選択した人生に、そう、自由に選択した人生に、きっちりと責任を持とうとする態度に、俺はいたく感動してしまったのだ。
余談だが、彼は何の因果か、俺と同い年だ。同い年のくせに、俺よりかなり先に行っているな、と感じる。同世代にこんなに偏執的な奴がいるんだと思うと、ちょっと頑張ってみようかなって、思いました
NHK、良い仕事でした。
(観なかった人はホント残念です。そのうち再放送すると思うから随時ウォッチして欲しい。)
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