浜田省吾かっこええわぁ~。
もし、もしもの話だが、オレに子供ができたら、浜田省吾って名前にしよ。俺の苗字は森なんだが、子供のフルネームを森浜田省吾にしよ。俺の子供羨ましいわぁ~。浜田省吾成分100%含んでてほんと羨ましいわぁ~。
The Stone Roses
「例えばそれは毎日のメールだったり、たまの電話だったりでも構わない。俺が毎日をストーンローゼスの楽曲のように、煌めき、夢ごこちにさせてくれる毎日を送る条件というのは、つまるところそんなもんなんだよ。

肌が触れて、息遣いが聞こえて、匂いまでするような距離に、俺はどれくらい耐えることができるだろうか。

求めるものは、潔癖であり続けること。
残酷だが、それは広大なうねりのイマジネーションの中にだけ住み続ける。

ある者は言う。確証が欲しいと。
口頭での約束。物理的なリングを通しての束縛。書面上での契約。そして法律。

潔癖であること・自由であること・楽しむことを、我々は確証と引き換えに、捨てる。


大学の頃からも聴いていたが、また最近ストーンローゼス(以下ローゼズ)をよく聴き始めた。
彼らの音楽は、なぜもこうも美しく、そして綺羅びやかなのだろう。
『実在』による生臭さ、汚さ、そしてその反対に位置する痺れるような快感。ローゼズの音楽は例えば『アンダーグラウンド』や純粋なテクノのように生臭さを完全に消すことはしない。
あらゆる要素が複合的に絡まり合って人間を形成している。我々の性格がそれらの偏重によって決定するとするならば、混じりけのない純粋さはどこにも存在しない。あるのは少女のような憧れだけだ。

感動や共感は、自己との接点があるところに存在する。
ローゼスの光の粒子がはじけ飛ぶような音楽には、純粋すぎる美しさも内包されているが、それと同じく人間の怠惰とすら言える京楽への埋没への意思も感じられる。
人間つうのはつまるところそんなもんなんで、俺のように『少女趣味』な人間には、生身の実存感はあまりに重い。人は確証を求める。程度の差こそあれ、俺も例外じゃない。悲しいね。」

「ごめん、なにいってるかぜんぜんわかんない」



The Stone Roses - I Wanna Be Adored
http://www.youtube.com/watch?v=suwIhdHfHFA&feature=related

8月15日。終戦記念日。

戦争は終った。
俺は戦争を知らない。

だが、戦争の悲惨さ、非合理性、その取り返しのつかなさ(不可逆性)は、少しは知っている。
かつて第二次世界大戦で戦った日本人を俺は誇りに思うが、俺は絶対に戦争に参加したくない。そういうマインドを発露できるだけ、日本は進歩したのだと思う。


The Doors-The Unknown Soldier
http://www.youtube.com/watch?v=EUQEqvxdBnk
the war is over!


友人Aの話
「カラオケってほんと、ほんとくだらないよね。なんで人のド下手な歌を聴かなきゃいけないわけ?ウォークマンあるから。アイポッドあるから。プロの歌、いつでもどこでも聴けるから。
それもさ、歌詞みてよ歌詞。なにがアイラブユーだよ馬鹿。誰に向かって言ってるんだよ。なんで真顔なんだよ。恥ずかしいだろ、馬鹿。

そんで順番回ってきたら人前で歌うわけでしょ?マイク持たされてアイラブユーでしょ?だってしょうがないじゃない。アイラブユーの歌しか知らないんだもん。やむをえず、アイラブユーを真顔ですよ。ほんと馬鹿だわ。

そんでよせばいいのにイエーとかフューとか言って囃し立ててくるじゃない?まあ、言われて嬉しくないと言えばうそになるけど、分かってるもんな、他人がロクに自分の歌なんて聞いてないこと。
俺もそうだけど、人の歌聴くとき、めっちゃ退屈だもん。「今日帰ってなにしよっかなー」とか「早く終われよ、うぜえな」とか「歌詞がほんと気持ち悪いな。なんで真顔で歌えるのかな」くらいしか思ってないもん。当たり前だろ。
つまり、心のこもってない、形式だけの「イエー」とかめっちゃサムイっつう話ですよ。



「イエー」とか言ったりタンバリン叩いたりして盛り上げようとする気持ち。
これがそもそもおかしな話なんですよ。

だって楽しかったら勝手に盛り上がるもん。
うそくさい「イエー」とかタンバリンとか、いらないはずだもん。
自然と出てくる腰のうねり、もといダンス…これが発生するはずだもの。
俺もね、いいコンサート行くと勝手に体が動いてるもん。ウソくさいイエーなんて絶対に不要だし、うるさいだけのタンバリンも要らない。音に体が反応するわけ。

もうね、カラオケほどの茶番はどこにもないと思うわ。
なんで日本人はカラオケ好きなんだろ。茶番が好きなんだろうな。予定調和の茶番が。
死ねばいいわ。むかつく」


管理人・盛男の話
「こんなひねくれた考え方のひとは、みたことがありません
 カラオケ、最高!(^^)」


いけすかないもの、それはjazz。
都会的で洗練された音楽、シルクハット片手にこんにちは。って感じが嫌味というかカッコつけすぎててサムいというか、とにかくなんか一人で「あいつちょっとむかつくわ」みたいなこと思ってたんですが、ここのところ、といってもここ1年くらい、
「あれ?なんやろ。なんかムカつくと思ってたジャズもなんか、悪くないつうか。逆に、心地いいというか。ロックのようにうるさ過ぎず、かといってポップのように柔らかすぎず、それでいてオーケストラのように荘厳すぎない。このグルーブ。悔しいけど、ええやんか。」
みたいなことを思い、なんとなくジャズを聴いてる。

昔はジャズを聴くことに対してに変な気どりがあったけど、それは大いなる間違いで、
ソファに腰かけて、何をするでもなく、ふんふん聴ける、すごくお手軽な音楽なんだと今は思うようになってきた。

いけすかないものも、年月を重ねればその良さが見えてくることがある。
これだから自殺ができない。いや、別に始めから自殺なんてこわくて出来ないですけど。言ってみただけですけど。
真実をひとつ。
この日記は興味ないやつにとっては「リアル鬼ごっこ」なみに退屈なものとなるだろう。
真実は時に残酷だ。




LedZeppelin(以下zep)は好きでよく聴くんだけど、yardbirdsは聴いたことがなかった。なんか通すぎるっつうか、あまりにディープっつうか、まだzepを歌詞を暗唱できるほど聴いてない俺がyardbirdsなんて恐れ多いっつうか、とにかく畏れの念に駆られてしてしまっていた。

で、ちょうど近くのレンタル屋がCDレンタル半額セールをしていたからおそるおそる借りてきて聴いてみたらすごく良かった。
現時点で好きなアーティストベスト13にランクインしている。これはものすごいことで、まだ一枚のアルバムしか聴いてないのにいきなり初登場13位、つうことは、彼らの音楽の回路が俺の中にできれば、さらに順位は上昇していくに違いないから。

ここでいう音楽の回路、というのを説明したい。
たとえばあなたがキングクリムゾンやイエスに代表されるブログレッシブロックを聴いたことがなかったとして、一聴したところ、あまり好みじゃないな、と感じるかもしれない。
しかし丹念に、集中して聴いていたらその音楽のやりたいこととか、どこに楽しさがあるのか、ということが分かってくるはずだ。プログレは一般的に言われているのは既存のロックの形を破った自由な発想、演奏、形態がおもしろさで、そこを理解するには多少時間がかかるかもしれない。
しかし一旦理解できる回路ができれば、これはもう、ツーカーであなたとプログレは繋がるだろう。(もちろん、理解できても好きになれないこと、あるいは理解したくない、という拒否反応を起こすことは多々ある。俺は演歌が駄目だ。フォークも駄目だし、ヒップホップも駄目だ。)
これが俺の言う、回路、である。別に音楽だけじゃなくて、基本的になんでも応用できる。

ここであなたは思うかもしれない。じゃあなぜヒット曲は誕生するのか。いちいち「回路」なるものを作っていたら万人に受け入れられる音楽なんて作られないのではないか、と。
これはこういうことだ。
すなわち、一般的にヒット曲っていうのは既存の回路にフィットするように作られていているから。
我々はどういう風にその曲を聴けばいいか本能的に知っている。
どこでノるか、どこでどういう風な展開をするか容易に予測できるし、歌詞も受け容れ易いし、突飛な音色が出てこないことを知っている。90年代のpopsの王者Beingから輩出されたアーティストの音楽を聴けば、いかに法則的に作られているかわかると思う。これはとてもすごいことで、まあ、えーと、なんだ、自明だと思うから省略する。


そういうことで、yardbirdsはやはり独特のリズム感というかグルーヴを持っていてその回路が整備されれば、更に好きになるだろう、少なくともその予感は持ってる、っつうことで終わり。
質問、反論があれば答える。


ごきげんいかがでしょうか。どうも、今夜月の見える盛男に、でございます。

いやあ、台風ですわ。
もうどえらいタイフーンが日本列島を直撃しているという話題で巷は盛り持ちきりですわ。

で、僕がものすごく気になるのが、明日のB’zのライブな。
きたる9月20日、国宝級ロックンロールバンドB’zが日産スタジアムで屋外ライブを敢行する事は日本人のみなさんなら当然御存知のはずなんですが、いや、しかし、これも暇を持て余した神々の遊びなんでしょうか、明日関東地方には台風が直撃することがほぼ確実じゃないですか。

これはB’z及びスタッフにとってとんでもない試練であることに間違いはないですし、また、客にとっても暴風雨の中で鑑賞することもまあ、テンションも下がるじゃないですか。まあ、僕は財政的な問題もあって明日のライブには出席できないので本音を言えばどうでもいいのですが、それにしたって、やはり、もはや伝統芸能の域にすら達している B’z LIVE-GYMがどうなるのか、というのは気になる。臣民として。帝国臣民として。

というかそもそも実際に公演は行われるのでしょうか。
だって、雷とか、めっちゃ危ないじゃないですか。ライブだとなんや、電気機器めっちゃ設置しているじゃないですか。そこに雷ドバーン落ちて、B’z死んだらどうすんの?
『だからその手を離して』を歌っていてこの世から手を離してしまったらどうすんの?
『熱き鼓動の果て』に感電死しちゃったらどうすんの?
『BANZAI』歌いながらバンザイしたまま死んだらどうすんの?逆バンザイやん…ってことになるよ?

僕は思うんですけど、やっぱり雷とか鳴っているときにライブとかしたらダメ。これはいくら伝統芸能だからと言っても、いや、伝統芸能だからこそ、これから脈々と伝えていかねばならんものだから、なおさらダメやと思います。
そりゃあチケット買った人は大損ですけど、そんなもんお前、B’zがバンザイしたままZEROになるよりも、1万円損したけどB’zがウルトラソウルでBE THEREの方が絶対ええやろ!?俺が言いたいのはそういうこと。無理し過ぎちゃだめ。家でBLOWIN’聴いてなさい、ってことです。









ブログランキング
「えかったわ」と思ってくれたら押してください。

http://blog.with2.net/link.php?373700

(ちょんまげマーチのノリでご唱和ください)

まんぐりまんぐりまんぐりがえし♪

手マンで手マンでイカす♪



サイッコーに欝って感じだぜ!






.
「洋楽聴いてますねん」なんて言うと「この中二病が!」などと心ない方から怒鳴られそうですが、いやいやちょっと待ってほしい。


洋楽聴いている人がみんながみんな中二病ならアレだよ?アメリカ人とかイギリス人とかみんな中二病になっちゃうよ?
おかしいやんそんなん。
更に言うなら俺もう20超えとるし、いつまで14歳のままの扱いやねん、ガキの使いやあらへんで、ホンマ。


僕が思う中二病ってのは話を音楽に限定すると、
「自分が聴いてる音楽、(往々にして洋楽、特にプログレ)が無条件にどの音楽よりも優れていて、その他の音楽を聴いてる人はカス、センスの欠片もないカス、などと馬鹿にする・下に見る行為」だと思いますね。


いわゆる「こんなテクニカルな音楽聴いている俺!めちゃかっこいい!ほれる!」というナルシスト状態に浸かりたいだけなんですね、こういう方ってのは。
そんで人間ってのは人と比べてしまうかわいそうな生き物だから、自分の聞いているものの高尚さやイケてる感をアリアリと感じるために人の聞いているものをコケにする。まあそういうシンプルなマインドを持ってるわけですね、中二病の方は。



そう考えればもしかしたら14歳くらいのヴィヴィッドな年頃の精子臭いボーイに限定せずとも僕と同じ位の年頃、すなわち20前後の兄ちゃんにも中二病の輩ってーのはいるかもしらん。というか、いる。俺だ。うそ
僕は高二で気付いた。クラシックめちゃクールと思って聴きたくもないクラシック聴いて
「サティの調べは聴くたびに新しい発見がある。」などと内心ピロピロうるせえなあと思っているにもかかわらずしたり顔をして一人悦に入って講釈を垂れ、挙げ苦の果てにJ-POPを「単純するぎるよね」などと馬鹿にしていたのはもう過去の話だから許してほしい。



大学に入ってからはどういうわけか洋楽、主に60〜70年代の古いロックを聴くようになった。最初はエアロスミスだった。なぜエアロかというと、ビーズがエアロの原曲をパクってる!という噂がまことしやかにネット上で流れており、「ビーズ氏ね!」じゃなかった「エアロってのはビーズが参考にするほど偉大なバンドなんだなあ」と素直に感心し、早速レンタルショップでベスト版をお借りしてきたと言うわけだ。



始めてエアロスミスを聴いた時は「とんでもないロックンロールですよ!これは!」などと鼻息を荒くして興奮、爆音でステレオを垂れ流しながら隣から苦情が出るまで毎晩踊っていた。



しかしエアロスミスのベスト盤もずっと聴いていたら流石に飽きる。100回以上聴いたらそりゃ飽きるわ。じゃあ次何聴いてこましたろか、と思案したところ、何のアイデアも浮かんでこない。



考えてみれば当たり前の話で、今でこそある程度ロックの歴史やジャンルについて分かってきたが、当時の僕ときたらロック界のことは右も左も解らない完全なるニューカマーで、正直、ビートルズのメンバーはジョンとポールしか知らず、ギターとベースの音の判別すら出来ないほどのド素人、ホモ界で言うところノンケ状態であった。


そんなノンケの僕がエアロのベスト盤の次に選んだCDはやっぱりノンケらしくエアロの違うベスト盤だった。今でこそベスト盤ばっかり聴くってどうよ?的なマインドもあるのだが当時は
「ベストってんだからベストだろ!ベスト最高!」などとワケの解らない雄叫びをあげており、意気揚々ともうひとつのベスト盤をむさぼり聴いていた。



そうこうしている内に「ロックの歴史とか、知りたい!」と通ぶるようになり、ウィキペディアや専門のwebページを閲したり、雑誌などを購入したりし、ロックンロールの歴史や偉人・巨人についての知識を深めていった。


知識は手段である。
知識を使いこなしてこそ、活用してこその知識であって知識そのものが目的ではない。
そんな風に考えた僕は実際にある程度蓄えた知識を持って(お金がないので)中古レコード屋(レコファンによくいく)に足しげく通うようになる。


ストーンズ、ドアーズ、イエス、フロイド、ベルベット、フー、ビートルズ、キングクリムゾン、クイーン、オアシス、ニルバーナ、等、とにかく有名どころを買い漁り、聴きに聴いた。あの頃の僕は音楽ジャンキーだった。
そんなミュージック中毒の僕は思う。

「家にいるときだけ聴くのじゃ物足りないの!もっと!もっと欲しい!」

発情期のメス犬のように貪欲だった僕は屋外でも音楽を聴くためにMP3プレイヤーを購入。それによりミュージックをリッスンする時間が飛躍的に増した事は言うまでもない。キャンパスを歩いている時も周りには一切目を向けず、狂ったように音楽に没頭していて、「おまえ、昨日俺の挨拶無視したろ!」と友人に激昂される事もままあった。

そんな症状が実は今でも続いていて、どういうわけか金欠状態にもかかわらず本日、ベルベットのオリジナルアルバムを中古ではあるが3枚も購入するという暴挙を犯してしまった。おかげで今日の晩ご飯は砂糖5粒しか舐められなかった。ご飯と違って噛んでも噛んでも味の向こう側は見えてこない。そもそも噛む事すらできない。舐めたら終わりだ。儚い夢のような食事だった。泣いた。



しかしやはり(砂糖5粒の食事であったとしても)音楽というものは、いいですね。聴けば聴くほど、新しい発見があるというか…
あ!









http://blog.with2.net/link.php?373700

人気ブログランキング
押して下さればすごく…うれしいです…(ゴクリ)
ちょんまげちょんまげちょんまげマーチ!

ござるでござるでござる!

押忍!





そんだけじゃ。

じゃあの。
今日は作詞家志望の盛男が
自慢のリリックを披露したいと思います。
正座して読むといいよ。


【蕎麦のうた】

ダイヤモンドの欠片がな、
立ち食い蕎麦の丼の中に入ったんじゃ

ダイヤモンドの欠片がな、
蕎麦の中に入っとったんじゃ
二回も言うな

ほんでわしゆうたわ
「おい大将、なんやこのダイヤモンドは」

そしたら大将こうゆうたわ
「それただの七味や」

そりゃないやろ、大将、ぼけろや、おい、きいとんか
おい、大将、きいとんのか、きけや
わしはこうゆうてる
ぼけろ、と

正味、わしは腹へっとったから蕎麦くうた
大将いじるのめんどうになって蕎麦くうた
二回もゆうな

うまかってん
あんな、
君は最近蕎麦食べてないやろうから、
あえてわしがゆうたるけどな、
蕎麦うまかってん

じゃあの


fin





【love&peaceのうた】



わしは正直、loveとかpeaceとかあんまり考えず生きてきた

己のことばかり考えて生きてきた

でもなんとかなった

人生、なんとかなるもんや



fin













【便器のうた】


くさいケツのせんな








fin













本日のリリックの披露はここまでです。
皆さんの胸には生暖かい感動が広がっている事と推測しますが、いかがでしょう?

ありがとうございます、その笑顔が何よりも僕を励ましてくれます。
これからもウルトラナイスなリリッククリエイターとして日々精進しますのでご支援のほどよろしくお願いいたします。











http://blog.with2.net/link.php?373700

ブローランキン
オフ会という名の実、
ただの身内の集まりの三次会でカラオケに行った。

ここで気付いた、というか再確認したのが楽曲の歌詞の共通性である。

多くの歌には似たような表現が蔓延していて、
代表例を以下に列挙したい。


「夢を追いかけろ」

「夢は叶う」

「愛が最上」

「理解者はきっといる」

「君は君で良い」

などなど


昔はこういったフレーズにもさほど違和感はなかった。

ウソだと分かっていたけれども、
歌詞とはそういうものなんだなあと割り切っていたからだ。

しかし改めて聴いてみると
やはりここまで同じ事を誰もが口を揃えて歌っているのはどうなんだろう、
そんなの「オンリーワン」とか歌ってても全く信憑性もクソも無いじゃん、などと思ってしまう。


ただ留意していただきたいのは、
僕はこういった歌詞を否定したいのではない。

勿論、
「夢なんか叶わないよ、現実みろよ」
などとアイドルが歌ってたら違和感があるし、
「恋愛なんてウンコだよ」
と誰もが歌っててても嘘くさい。

僕が言いたいのはここまで歌詞に同じような表現が蔓延している楽曲の歌詞に対してのオリジナリティの無さの指摘あり、飽きである。



そういえば、友人のネオ氏がおもしろい歌を歌っていた。

「冬もマシンガン」という楽曲である。
歌詞がぶっ飛んでいて、(ex,口を開けば延髄チョップ)
ボーカルも異様な早口でまくし立て、非常に珍しい形のナイスソングだなあと思った。

カテゴライズするならパンクといったところだろうが、
サビの部分にきれいに持っていこうという姿勢がみられたのが残念だった。狂ったまま一曲が終われば良かったが、
あの部分を入れてしまったことでゴリゴリの原理主義的なパンクではなくなってしまった。

しかしそれでいても総合的にみれば面白い曲で、
凡百のヒットソングよりは楽しめた(少なくとも僕は)。

【お知らせ】
↓から話題の冬のマシンガンが視聴できます。
http://www.youtube.com/watch?v=czEcB3g0Wg4


上の動画を観た方は当然のようにお気づきになった事かとおもわれますが、冬のマシンガンという曲はアニメソングで、
ネオ氏が言うには「キャラクターソング」らしいです。

キャラソンとはつまりアニメに出てくるキャラクターの主題化で、そのキャラクターの声優さんが歌ったリしてるわけですね。

少し前、テニスの王子様でも同様の企画が行われていました。


さて、
ここから邦楽はもう少しぶっ飛んだ曲も売れていいじゃないか、
今の音楽は正直お行儀がよすぎませんか、
ということを書いていこうとしたのですが、
邦楽にも洋楽にもクラシックにもジャズにもつまり音楽にはまったく詳しくない僕が言うのはお門違いにも程がある、
と確信いたしましたので、ここらへんで自重します。
ついでに上に書いた「歌詞が同じ感じがすんねん」
という主張も忘れてください。





【お詫び】

AKI改めOH MY LOVE氏、
ネオ氏にひとつ重大なウソをついてしまいました。

ズバリ、
テラリオンの件なのですが、
私盛男は2chでよく使用されるテラ〜という接頭辞の発祥は、
中二病患者の生み出した架空の戦闘ロボット「テラリオン」であると主張しましたが、
実際は国際単位系 (SI) における接頭辞の一つ基礎となる単位の1012(=一兆)倍の量であることを示す「テラ」が発祥でした。

テラスマソ





http://blog.with2.net/link.php?373700

ブローランキン
Aerosmith CD








Toys in the Attic
Uncle Salty
Adam’s Apple
Walk This Way
Big Ten Inch Record
Sweet Emotion
No More No More
Round and Round
You See Me Crying


エアロスミスといえばミスアシングを想起する人も少なくないと思うが、ソフトバンクのCMのおかげでwalk this wayも認知度を上げたと思う。

(名前は失念したが)外国人女性が携帯電話片手に颯爽と街を渡っていくさまは、walk this wayとよくマッチしていて、気持ちいい程のノリを得られた。

さて今回紹介するアルバムはそんなwalk this wayを収録した
「Toys in the Attic」

「君、エアロのアルバムの中で、一番のオヌヌメを教えてくれまいか?」と尋ねられたら、僕はこのアルバムを挙げる事になる。

理由は一にも二にも「名曲が数多く収録され、かつ違和感なくひとつのアルバムとして聴ける。」に尽きる。

幕開けと共に壮絶にカキ鳴らされるジョーのギター。
(ライブでも定番である)Toys in the Atticのどこまでもロックなリフが、第一曲目から聴く者の精神を虜にする。

一曲目からして、
私たちは激しい高揚感を得られるはずである。


しかしエアロスミスはここで周到な罠を用意している。

幕開けの極めてハードな曲であるToys in the Atticの後に、
「静」であるUncle Saltyで我々に哲学的な嘆きを抱かせるのだ。


我々はソルティおじさんお話しに驚く。
「なんてこったい!」と。

しかし、曲の歌詞を見れば皆さんはお気づきになる事であろう。

Toys in the Attic
Uncle Salty

この二曲に共通して「子供」のイメージを持つことに。
我々はここで自らの子供時代を思い起こすのだ。
一曲目では遊んだ玩具を。
二曲目では両親を。(ある人にとっては虐待を)


曲調こそ違えど、共通したものを思い出させる事で
世界観を保っているといえる。


三曲目のAdam’s Appleは、
前曲のUncle Saltyの歌詞の世界に若干の共通性を感じる。

表面的には描かれている事は全く持って違うと言いたいところだがしかし、
「女」の本質という点では共通したものを感じてしまう。
ロックンロールの歌詞ではこのように、ことの本質に鋭く迫る事がよくある。


次曲はいよいよwalk this way である。
グルーブ感溢れる一曲で、ついつい身体を揺らしたくなる、至極の名曲。
歌詞ときたらエアロらしくとにかくアメリカ的なエロさが充満している。「毛むくじゃらの子猫が丸見え」だなんて面白ろすぎる。


続く。

http://blog.with2.net/link.php?373700


人気ブログランキング。

Aerosmith 『Rocks』

2006年11月23日 音楽
Aerosmith CD Columbia 2002/05/20

Back in the saddle
Last child
Rats in the cellar
Combination
Sick as a dog
Nobody’s fault
Get the lead out
Lick and a promise
Home tonight



今日はレビューでもやりますかね。

Aerosmith『Rocks』

僕がこれまでに演奏したことがある楽器と言えばハーモニカ、リコーダー、カスタネットくらいのものなので、ギターのコードがどうとかいうことは全く分かりません。

ですからこのアルバムのレビューにおいても、そういう専門的な話は一切出てきませんので、安心してほしいと思います。

そんで、このRocksというアルバム。
僕がこのアルバムとであったのは必然といっていい。

このアルバムを聴く前に、エアロのベスト盤を聴いたのですが、
僕は激しく興奮しました。

なんや!この熱くうごめくリズムは!
これが本場のロックか!こりゃーエライこっちゃ!
と一字一句異なることなく思いました。

体を自然と揺らしたくなる、うねる様なギター。
激しいながらも抜群のリズム感を誇るドラムス。
深い渋みを感じさせる、ベース。
そして空気を切り裂くように放ち続けられる、ボーカル(スティーブン・タイラー)の高音シャウト。

一気にエアロの世界に引き擦り込まれ、そこで僕は狂ったようにその「音楽」たちを貪り聴きました。
また、その迸る音に体中が自然に反応し、血液は沸騰し、神経は鋭く研ぎ澄まされ、脳ミソはグルグルと抽象的なイメージを沸きだしていました。

ベスト盤を聴き、すっかりエアロの虜になった盛男は次ぎはオリジナルアルバムを聴いてみよう、そうしよう。
と思い、ネットで評判の良かったrocksを聴いてみる事にしました。

「どんな感動が待っているんだろう。楽しみでならない。」
僕はそう思いながら、コンポに借りてきた(学生さんはお金が無い)CDをインサートし、再生ボタンを震える指先でそっと押しました。



……





…………



気付いたらいつのまにかCDの再生は終わり、静かな、いつもの気だるい空気が部屋を支配しています。

な、何が起こったというのだろう?

僕はいまだに何が起こったのか分かりませんでした。

ただ覚えているのは、圧倒的な緊張感に体中を縛られ、
コンポの前で激しい動悸に耐えていた、ということくらいでした。

あまりにも強烈な緊張感。

以下、僕がしばらくの放心状態から抜け出し、コーラを飲みながら静かに述懐。

大都会ニューヨークで必死で自己主張を続ける不良の五人組(エアロスミス)。
彼らが体現しのは自らの心境。

おそらくそれは緊張感でしょう。

生きるか死ぬか。
ドラック付けの毎日。酒と女とクスリとロケンロー。
体は悲鳴を上げる。

それでも眩しく光る、彼らの体の奥底から沸き上がる情熱。
生きて自分を世間に見せ付ける、認めさせる、という情熱。

だがその情熱を叶える、具体的な形にするのは困難を極めるでしょう。
その困難と、ドラッグ等により蝕まれる体により、彼らの緊張、焦りはますます増幅される。

彼らの焦り、主張、情熱が余すことなく表されたアルバム、
それがこの「Rocks」なのでしょう。

空間を歪める様なサウンド。
どこか深遠な谷の奥底から響いてくるようなボーカル。
緊迫した熱があたりに充満したような錯覚を覚えてしまう。



このアルバムを聴き、改めてロックが好きになり、エアロスミスが好きになりました。

よかったら聴いてみてください。

http://blog.with2.net/link.php?373700

↑ブログランキングです。